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同車のハイブリッドシステムは、エンジンと8段ATの間に多板クラッチとモーターを挟んだもの。8段ATのトルコンは、そのまま残されている。
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ハンドル位置は右と左のどちらも選択可能。テスト車のドライバーズシートには、オプションのメモリー機能付き電動調整機構が備わっていた。
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メーターナセルの左端には、ハイブリッドシステムのエネルギー制御の状態を表示するメーターが備わる。
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3リッターV6スーパーチャージャーエンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットは、システム全体で最高出力380ps/5500rpm、最大トルク59.1kgm/1000rpmを発生する。
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動力性能は0-100km/h加速が6.5秒、最高速が242km/hというもの。燃費は欧州複合モードで8.2リッター/100km(約12.2km/リッター)。
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「カイエンSハイブリッド」は18インチのホイールが標準だが、テスト車はオプションの19インチホイールを装着。タイヤは「グッドイヤー・イーグルF1」だった。
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EV走行モードやヒルディセントコントロールなどのスイッチは、シフトレバーの後方に配置。エアサスの減衰力も、ここで切り替えられる。
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今回の試乗では、都内から富士山麓までの往復に加え、渋滞中の下道やワインディングロードなど、さまざまな環境の道をドライブ。燃費を計測した。
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テスト車の前席には、オプションのシートヒーターとベンチレーション機能が備わっていた。
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大柄なボディーの恩恵もあって、後席も快適そのもの。格納は簡単操作のシングルフォールディング式を採用。
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ラゲッジルームの広さは、後席を立てた状態で580リッター、倒した状態で1690リッター。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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『ポルシェ・カイエンSハイブリッド(4WD/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る