フォルクスワーゲン・ゴルフGTI（FF/6AT）／ポロブルーGT（FF/7AT）【試乗記】の画像22枚

「ゴルフGTI」の試乗の舞台は富士スピードウェイのショートサーキット（全長約900m）。
試乗車にはショックアブソーバーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を統合制御するDCCと、225/40R18サイズのタイヤがセットとなる「DCCパッケージ」オプションが与えられていた。
3本スポークのステアリングは「GTI」の専用品。アルミ調ペダルや専用チェックのシート生地などがGTIの伝統を主張している。
2リッター直4ターボエンジンは220psと35.7kgmを発生。JC08モード燃費は15.9km/リッター。
ショートサーキットの最終コーナーを抜ける「ゴルフGTI」。
専用チューンのスポーツサスペンションが与えられ、車高が10mm低められた。また、電子制御デフロックのXDSはXDS＋（プラス）に進化した。
フロントホイールアーチの後ろ側に張られたGTIバッジは同モデル初の試み。
リアまわりでは、専用の大型ルーフスポイラーやLEDテールランプ、クロム仕上げのツインエキゾーストパイプなどが標準で装着される。
ステアリングを切り込むにつれて累進的にギア比が“速く”なるプログレッシブステアリングが与えられた。ロック・トゥ・ロックは2.1回転。従来型では2.75回転だった。
サーキットの第2駐車場には、車両の運動性能とアクティブセーフティーがチェックできるコースが特設された。
ESCは、キャンセルボタンを短く1回押すとASR機能（トラクションコントロール）停止、3秒以上長押しするとESCの反応が穏やかになりスポーツ走行を重視したESCスポーツ・モードに入る。
シート表皮は、標準がGTI伝統のタータンチェック柄ファブリックとなる。このほかオプションでレザーも用意される。
高い経済性と走行性能を併せ持つとうたわれる「ポロブルーGT」。輸入コンパクトハッチ志向の客のほか、国産車ユーザーの“ダウンサイザー”もターゲットにしている。
「ゴルフTSIハイライン」と同じ1.4リッター直4エンジンを搭載。JC08モード燃費は21.3km/リッター。
タイヤサイズは215/40R17。試乗車はダンロップSPスポーツMAXXを装着していた。
ファブリックとアルカンターラを組み合わせた専用のスポーツシートが与えられている。
ボディーカラーは4種類。「ブルーシルクメタリック」（写真）のほか、「キャンディホワイト」「リフレックスシルバーメタリック」「ディープブラックパールエフェクト」が用意される。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
フォルクスワーゲン・ポロブルーGT