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2代目「カングー」のデビューは2007年(日本での発売は2009年)。以来何度か「マイナーチェンジ」してきたが、2013年3月のジュネーブショーで発表された現行型が、登場以来、最も大きな変更を受けたモデルといえる。日本での発売は2013年8月29日。
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マイナーチェンジとともにグレード体系が見直され、装備が充実した「ゼン」(写真)と、ベーシックな「アクティフ」の2本立てに。いずれも4ATのみで、従来あった5MT仕様は姿を消した。
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1.6リッター直4ガソリンエンジンは、従来型と同じ105psと15.1kgmを発生する。
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「ゼン」(写真)と「アクティフ」の外観上の違いはバンパーなどの色。フロントおよびリアバンパーが、ゼンだとボディー同色になるのに対して、アクティフではブラックになる。
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「ゼン」(写真)と「アクティフ」では、インテリアにも若干の違いがある。ゼンだとステアリングがレザーになり、エアコンがオートに。さらに、オートランプとオートワイパー機構も付く。
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「ゼン」には、3トーン(ブラック×ダークカーボン×ライトグレー)のファブリックシートが装着される。
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後席は6:4の分割可倒式。リアスライドドアのウィンドウ(パワーウィンドウ)は全開にすることができる。
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後席のフロア下には収納スペースが用意される。
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いわゆる「観音開き」のリアドアは、ストッパー付きで2段階の開閉が可能。荷室を覆うボードは低い位置に設置することもできる。荷室長は通常時が611mmで、後席を倒すと1803mmまで広がる(カタログ値)。(クリックすると後席が倒れる様子が見られます)
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新しいフロントデザインは、ルノーのチーフデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーの新デザイン戦略にのっとったもの。
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前後席の頭上にはオーバーヘッドコンソールが用意される。後席上のものは「横3連」に見えるが、内部でつながっている。
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タイヤサイズは「ゼン」「アクティフ」とも195/65R15。スチールホイール+カバーが標準。
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ボディーカラーは「ゼン」グレードが全9色。「アクティフ」は全5色。
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ルノー・カングー ゼン
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『ルノー・カングー ゼン(FF/4AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る