
-
-
最新型の「ジープ・チェロキー」は、日本では2014年5月に発売された。今回のテスト車は、装備充実の高級グレード「リミテッド」。ほかに、エントリーグレードの「ロンジチュード」、オフロード走行に強みをみせる「トレイルホーク」がラインナップされる。
-
革巻きのステアリングホイールやシフトノブは標準で与えられる。インテリアカラーは、「モロッコ」と呼ばれるブラック(写真)のほか、インディゴブルーとブラウンのツートンカラー「ヴェスヴィオ」も用意される。
-
乗員の頭上に広がる大きなサンルーフは、「リミテッド」に限り選択可能なセットオプション「ラグジュアリーパッケージ」に含まれる。(写真をクリックするとサンシェードが開閉する様子が見られます)
-
新型「チェロキー」最大のトピックが、個性的なフロントデザイン。ボンネットサイドに見られるランプはLEDのクリアランスランプで、中段の丸灯がメインランプである。さらにその下、バンパー部にはフォグランプが装着される。
-
モダンで流麗なシルエットは、新型「チェロキー」のセリングポイント。一方、ボディーの下半分は、オフロード走破性を象徴するデザインが採用されている。
-
ランバーサポート機能や電動調節機構を持つフロントシート。標準でも本革張りだが、「ラグジュアリーパッケージ」を選んだテスト車には、さらに高級なプレミアムナッパレザーのシート地やベンチレーション機能が与えられる。
-
センターコンソールには、7インチのディスプレイがレイアウトされる。六角形のパネルの輪郭は、往年のジープ車に見られたグリルの形を模したものだという。
-
荷室の様子。後席だけでなく助手席まで前方に倒すことで、広大な収納スペースを作り出せる。(写真をクリックすると、シートアレンジが見られます)
-
こちらは、荷室の左側面に設けられた「ラックカーゴ マネジメントシステム」用のバー。専用のバッグやペット用のケージ、クーラーボックスなど、アタッチメントを固定することができる。
-
高速道路を行く「チェロキー リミテッド」。JC08モードの燃費値は8.9km/リッターを記録する。
-
アナログ式のスピードメーターとタコメーターの間には、マルチインフォメーションディスプレイが配される。(写真をクリックすると、ディスプレイの表示バリエーションが見られます)
-
6:4分割可倒式の後席は、左右別々に、前後に15cmスライドできる。(写真をクリックするとシートスライドの様子が見られます)
-
「リミテッド」には、他のグレードより1インチ大きい、18インチのアルミホイールが与えられる。
-
今回のテスト車「リミテッド」のほか、「トレイルホーク」にも搭載される3.2リッターV6エンジン。272psと32.1kgmを発生する。
-
新型「チェロキー」のトランスミッションは、全車ZF製の9段AT。「リミテッド」では、シフトレバーの左前方に置かれる「セレクテレイン」のスイッチを切り替えることで、全4種類(AUTO、SNOW、SPORT、SAND/MUD)の走行モードを選択できる。
-
荷室のフロアボードの下には、フルサイズのスペアタイヤが常備される。
-
これまで縦型のコンビランプが定番だったリアまわりも、すっかりイメージチェンジ。全く新しいデザインが採用されている。
-
ジープ・チェロキー リミテッド
『ジープ・チェロキー リミテッド(4WD/9AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る