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テスト車のNA型「ロードスター」は、1990年式の「Vスペシャル」。1.6リッターエンジンを積んだ初代ロードスターの前期モデルは、いずれも車重が1トン未満に抑えられていた。
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車内の収納は最小限で、ドリンクホルダーはなし。センターコンソールに備わる四角い灰皿が、時代を感じさせる。
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「Vスペシャル」に装備されていたタンレザーのシート。
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シートの後ろに折りたたまれたソフトトップ。走行中のばたつきなどを抑えるため、この上にかける幌(ほろ)カバーが用意されていた。
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リアにあしらわれた「Roadster」のロゴバッジ。2度のマイナーチェンジにより、文字の色は黒、赤、緑と変わっていった。
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前期モデルに搭載されていた1.6リッター直4 DOHCエンジン。1993年のマイナーチェンジ時に1.8リッターに取って代わられたが、2代目のデビューと同時に下位グレードのエンジンとして復活を遂げた。
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NA型「ロードスター」の標準タイヤサイズは185/60R14。一部の特別仕様車には195/50R15サイズのタイヤが装着された。
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テスト車のNC型「ロードスター」は、走りに関する装備が充実した「RS」。ビルシュタイン製のダンパーやトルクセンシング式LSDなどを標準で装備している。
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タイヤサイズは「RS」と「RS RHT」が205/45R17、その他が205/50R16。
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エンジンは2リッター直4 DOHC。AT車とMT車とでは最高出力が異なり、前者は162ps/6700rpm、後者は170ps/7000rpmを発生する。
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ソフトトップの開閉はNA型やNB型と同じく手動式だが、その操作性は大幅に改善しており、幌カバーなしでもきれいに格納することができる。
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NB型のテスト車は、1.8リッター直4エンジンを積んだ1998年式の「RS」。
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ヘッドレスト一体型のスポーツシートを備えた車内空間。収納関係はNA型より改善されており、センターコンソールボックス内にはドリンクホルダー(1個)も備わっていた。
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リアまわりでは、視界をじゃますることなく、テールエンドへと緩やかに傾斜するフォルムがNA型、NB型の特徴であり、後ろを振り向いた時の視界や、ルームミラーに映る風景には、独特のものがあった。
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NB型の上位グレードに搭載された、1.8リッター直4 DOHCエンジン。最高出力145ps、最大トルク16.6kgmと、NA型の1.8リッター(130ps、16.0kgm)よりアウトプットが向上していた。
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NB型「ロードスター」には、モデルライフを通じて1.6リッターと1.8リッターの2種類のエンジンが用意されていた。なお、同時期に2種類のエンジンを設定していたのは、3世代の中でもこのNB型のみ。
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NB型から設定された6段MT。これが組み合わされたのは1.8リッターエンジン搭載車だけで、1.6リッターのマニュアルトランスミッション車には、5段MTが搭載された。
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1998年式「RS」のタイヤサイズは195/50R15。後期モデルには205/45R16サイズのタイヤが装着された。
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ユーノス・ロードスターVスペシャル
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マツダ・ロードスターRS
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マツダ・ロードスターRS
