
「太陽の道」のボローニャ郊外にあるカンタガッロSAのランドマークは、跨線橋式の食堂である。
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「太陽の道」のボローニャ郊外にあるカンタガッロSAのランドマークは、跨線橋式の食堂である。
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片側2車線を3車線にする工事中のスナップ。2008年撮影。
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階上のセルフ式食堂で。第1の皿のパスタ&リゾットコーナー。
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その晩、プリモピアットのコーナーで選んだのは、トルテッリーニとサフランのリゾット。「(パルメザン)チーズはいかが?」と必ず聞かれるので、「Si(はい)」と答えると、即座にパラパラとかけてくれる。
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テーブルの脇には、エキストラバージンオリーブオイルやバルサミコ酢が用意されている。
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カンタガッロSAの跨線橋式食堂は1961年の開館。これは設計時の模型。(アウトグリル社の歴史資料から)
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往年のカンタガッロSAの様子。模型における構想どおり、空中に張られた万国旗がほほ笑ましい。(アウトグリル社の歴史資料から)
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当時のパンフレットの1ページ。自動車を手に入れ、レジャーに繰り出した家庭の喜びが伝わってくる。(アウトグリル社の歴史資料から)
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こちらは往年の簡易メニュー。チキン、ハム、イタリアでポピュラーなベル・パエーゼ(美しい国)チーズ、そしてキャンティクラシコワインなど。(アウトグリル社の歴史資料から)
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これはジェノヴァ県ロンコ・スクリーヴィアのSA食堂のものだが、イタリア高度成長期の雰囲気がおわかりいただけるだろう。(アウトグリル社の歴史資料から)
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眼下を疾走するクルマを眺めながら、家族で食事をする。かつてのイタリア人にとって、未来を感じるひとときだったにちがいない。
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食べているうち、方向感覚を失うのが跨線橋式の欠点? 「ミラノ方面」「フィレンツェ方面」の階段が表示されている。
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跨線橋式食堂は、20世紀イタリアの歴史建築遺産にふさわしい!
『第419回:イタリア式「昭和な」サービスエリア食堂』の記事ページへ戻る