満充電男! 大矢アキオのパリモーターショー2016(会場編)
2016.10.06 画像・写真今年のパリモーターショーは、1回の充電で400~600kmの走行を可能したフォルクスワーゲンのコンセプトカー「I.D.」をはじめ、多くのメーカーが電気自動車を発表。その航続距離をアピールした。無所属無党派コラムニスト 大矢アキオも、好奇心を満充電にして、会場内を隅から隅まで徘徊(はいかい)。コンセプトカーや市販予定車にとどまらない、パリモーターショーの興味深い展示物を紹介する。
(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)
-
1/20スズキのオフィシャルグッズコーナーにて。商品のTシャツを着用した販売員。自動車マニアではない日本人にもウケそうなデザインである。
-
2/20パリモーターショー会場最寄りの、地下鉄12号線ポルト・ド・ヴェルサイユ駅では、毎回“広告ジャック”が展開される。今年の主はフォルクスワーゲン。
-
3/20これは、「ダフ屋からチケットを買わないでください。無効になる場合があります」という警告。当のダフ屋は、プレスデーには立っていたものの、一般公開日になると、なぜか姿を消していた。
-
4/20会場ゲート前にて。「キアは3号パビリオン」ののぼりを背負った、2人の若者。
-
5/20フォルクスワーゲン グループの会場周辺ジャックは、足元でも続いていた。これはシュコダの広告。「『シュコダ・コディアック』に近づくな」という、ひねりのあるキャッチが。
-
6/20会場のポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場は、高層ビル1棟の建設も含め、大改修中。これは現場で見られたナイスな「ヘルメット着用義務」のサイン。
-
7/20オペルは、「シボレー・ボルト」の姉妹車である電気自動車「アンペラe」の航続距離が500km以上であることを強調。その道のりに相当する「カレー経由でパリ~ロンドン」を模したセット(写真)で、アピールした。
-
8/20ルノーブースの一角にて。誰かと思えば元F1ドライバーのアラン・プロスト氏だ。プレスデーでも記念写真をせがむ人が多いところに、根強い人気がうかがえる。
-
9/20シトロエンのブースは、ファーニチャーショップ「アビタ」の家具を配して、心地よいリビング風の空間を提供した。
-
10/20立体的な映像体験ができる「3D VRゴーグル」を活用する出展者が花盛り。中でもセアトは、動くライド型シートを取り入れて人気を集めていた。脇で見ていても全然面白くないのが欠点だが、これぞ未来のモーターショーの姿か。
-
11/20冒頭のスズキは、他にも日本語が記されたオフィシャルグッズを展示販売していた。この財布、全国の鈴木さんにおすすめできる。
-
12/20ホンダのグッズコーナーには、販売店向けとも思える、このようなコレクションが。
-
13/20ホンダのオフィシャルグッズその2。乳児用おしゃぶりには「HONDA SILENCER」というニクいネーミングが。コピーライターを表彰したい。
-
14/20BMWブースの裏にあった設営用プラスチック段ボール製コンテナ。なかなかうまいステンシルである。
-
15/20な、なんですか、この「プジョー205」は? 聞けば、リサイクル部品業を営む「デパナージュ70」社が改造、電動化したものだった。名づけて「動くオフィス机」だそうな。
-
16/20「デパナージュ70」の社長ファニー・ジャコーさん(左)。提げているのは、廃シートベルトを編んだバッグ。
-
17/20パリ・リヴォリ通りにあるデザインスクール「クレアポール」のコーナー。ディテールは荒削りながらも、いずれの作品もクルマへの情熱がひしひしと感じられる。写真の展示車は、学生パトリック・トヌリエールさんの作品。
-
18/20ミニカー販売店で。43分の1モデルのワゴンセールには、「トヨタ7」も。1台8ユーロ(約900円)、3台では約2300円。
-
19/20大矢アキオ、サーキットを激走……!
-
20/20スズキブースのお楽しみ撮影コーナーでした。係のお姉さんから「こんなに、なりきった表情のお客さんは初めてよ」とあきれられた。