第472回：本場イタリアでも話題の新車　「124スパイダー」の販売現場を突撃取材 【マッキナ あらモーダ！】 の画像

1/112016年10月中旬、筆者が住むシエナのFCAディーラー「スコッティ」にて。「アバルト124スパイダー」（写真右）が「フィアット500」と並んで展示されていた。

2/11ひと目でわかるフィアット版とアバルト版との違いは、後者のマフラーエンドが4本出しになること。写真左奥に見えるのは、日本未導入の「フィアット500L」。

3/11「フィアット124スパイダー」では高級仕様「ルッソ」限定のレザーシートが、アバルト版（写真）では標準。アルカンターラも多用されている。

4/11運転席と助手席の間には、製造ナンバーのプレートが。この展示車は296番。

5/11イタリア国内のFCA販売店における風景。写真は、第469回で記したように目下販売好調の、新型「ティーポ」のステーションワゴンと5ドアハッチバック。

6/11新型「ティーポ」（右上）が、どんどん届く。トルコ工場製だが、マッシミリアーノ氏によると、もはや製造国を気にするお客さんは、ほとんどいないという。ポーランド製「500」が登場した頃から、イタリア人のメンタリティーも変わってきた。

7/11イタリアを代表する定番大衆車「フィアット・パンダ」（左）と、「ランチア・イプシロン」（右）。2016年9月国内新車登録で1位と2位を占める。

8/11本国仕様の「アバルト124スパイダー」では、「サウンドプラス」と名付けられたパッケージオプションを選ぶと、9スピーカーの「BOSEプレミアムサウンドシステム」が装着される。

9/11カタログ棚の脇に立てられた、「アバルト124スパイダー」の性能をアピールするPOP。

10/11熟練セールスマンのフランチェスコ・タッデオさん。仕事用パソコンで旧型「500」のマウスを愛用。後方には、「フィアット2300」など1960年代の広報写真パネルが。

11/11「アバルト124スパイダー」のイタリア国内価格は、MT仕様が4万ユーロ（およそ460万円）、AT仕様が4万2000ユーロ（およそ480万円）。円換算すると日本国内価格より高くなるのは、22％という付加価値税の影響によるところが大きいだろう。