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1/8およそ1週間の一時帰国の中、東京・青山で報告会に臨む佐藤琢磨。
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2/8会場で放映された、今回のインディ500を振り返る映像から。レース終盤、首位に立った佐藤(写真左)が、優勝に向かってラストスパートをかける。
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3/8インディ500に優勝した瞬間から佐藤は、「自分の体が自分のものではなくなった」というくらい多忙なスケジュールをこなしてきた。「レース後もドライビングスーツのまま20本近くのライブインタビューを受け、写真撮影に続けて深夜のフライトでニューヨークにわたり、11時間のメディアツアー。レストランでも一般客から「おめでとう」と声をかけられ、店のはからいで(ウィナーが飲むことになっている)ミルクが出されて……」と、報告会でも数々のエピソードを披露してくれた。
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4/8インディ500のハイライト映像から。優勝を決め、シャンパンの代わりにインディ500の伝統となっているミルクを飲む佐藤琢磨。
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5/8背景の映像に見られる通り、今回の優勝賞金は245万8129ドル(約2億7000万円)。ただし、全額がドライバーの手にわたるわけではない。佐藤は自分の取り分を使って、チームスタッフにプレゼントを贈る予定だそうだ。
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6/8こちらは、元世界王者で現役F1トップドライバーのフェルナンド・アロンソ。今回のインディ500では、F1のモナコGPを欠場しての彼の参戦に注目が集まったが、残り21周でエンジントラブルのためにリタイアとなった(写真はリタイア直後の様子)。佐藤はレース前のアロンソとの会話で、「インディはそんなに甘くはないよ」と思ったという。アロンソは「トラフィックの中は怖いからとにかく先頭を走るよ」とコメント。先頭を走るとドラッグ(空気抵抗)も増え、燃費は大いに悪化し、レース運びで不利になるという先輩・佐藤からの助言に、元F1チャンピオンは「燃費はいいんだよ」と言い切ったとか。「そんなフェルナンドらしい走りに、観客も魅了されたと思います」と佐藤は語る。
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7/8報告会では、本田技研工業の八郷隆弘代表取締役社長(写真右)も姿を見せ、佐藤の勝利を祝福。記念の品として、スーパースポーツ「NSX」を贈呈した。「これはミニチュアですが、ちゃんと実物を差し上げます」という社長のコメントに、佐藤も大笑い。
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8/8「ホンダNSX」の前で、八郷隆弘社長と佐藤琢磨がフォトセッションに臨む。

bg
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