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1/8F1第5戦スペインGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2人目)、2位に入ったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左端)、3位でレースを終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
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2/8前戦アゼルバイジャンGPでようやく今季初優勝を記録しポイントリーダーに躍り出たハミルトン(写真)は、セバスチャン・ベッテルの4戦連続ポールポジションを阻止することに成功。開幕戦以来となる今年2度目の予選P1を獲得した。速さを取り戻した王者はレースでも主導権を握り、結局誰からも挑戦されることなく完勝。今季2勝目、通算64勝目を飾り、ベッテルとの間にあった4点の差は一気に17点にまで拡大した。なお今回のポール・トゥ・ウィンは自身通算41回目、ミハエル・シューマッハーの記録を抜いて歴代最多となった。
(Photo=Mercedes) -
3/8今季度々チームメイトのハミルトンを上回るパフォーマンスを見せながら、優勝目前でタイヤバーストなど不運に見舞われてきたメルセデスのボッタス(写真)。スペインの予選ではハミルトンに0.040秒及ばず2番手に甘んじるも、今季初のフロントローを獲得。スタートでベッテルに抜かれ3位に落ちたが、ベッテルの2ストップ作戦で再び2位に返り咲きゴール。「週末を通してチームはパーフェクトだった。これを継続したいね」とはレース後のコメント。(Photo=Mercedes)
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4/8過去4戦でスピンやクラッシュ、ライバルとの接触が相次いでいたレッドブルのフェルスタッペン(写真)。2年前に初優勝した思い出の地バルセロナでは、予選5番手から今季初の3位表彰台を獲得した。キミ・ライコネンやベッテルの脱落に助けられたものの、悪い流れを断ち切り自信を回復するには絶好の機会となったはずである。チームメイトのダニエル・リカルドは5位完走。なおレッドブルは、姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダと、来季に向けた交渉を始めているという。(Photo=Red Bull Racing)
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5/8ポールシッターのハミルトンから0.132秒遅れて予選3位に終わったフェラーリのベッテル(写真)。連続ポールは3回で止まったが、予選での走りに関しては満足していたようで、「明日のレースが楽しみだね」と語っていた。レースではスタートで2位にジャンプアップするも、バーチャルセーフティーカーのタイミングで2度目のタイヤ交換に踏み切り4位に後退。その後はフェルスタッペンを抜けずにゴールした。前戦アゼルバイジャンでのオーバーテイクといい、2戦連続して貴重なポイントを取りこぼしたかっこうだ。(Photo=Ferrari)
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6/8地元のヒーロー、フェルナンド・アロンソと同様、ルノーをドライブするカルロス・サインツJr.(写真)には大きな声援が送られていた。9番グリッドと定位置からスタート。レース中はザウバーのマーカス・エリクソンらと激しいポジション争いを繰り広げ観客を沸かせた。アロンソを従えての7位フィニッシュ。今季5戦して4回目の入賞となった。(Photo=Renault Sport)
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7/8今年はF1に加えWEC(世界耐久選手権)にもトヨタから参戦しているアロンソ(写真)。WECデビュー戦のスパ6時間では見事優勝し、F1では2013年スペインGP以来遠ざかっている表彰台の頂点に久々に立った。その勢いをそのままに母国で好成績を残したかったアロンソは、マシンアップデートを施してきたマクラーレンを駆り予選でQ3進出、8番グリッドを獲得。レースも8位で終えることに。今季5戦全戦で入賞中で、ドライバーズランキングでは7位につけている。(Photo=McLaren)
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8/8第2戦バーレーンGPでのピエール・ガスリーの4位入賞を別とすれば、今季のトロロッソ・ホンダは苦戦続きだ。ブレンドン・ハートレー(写真)は、フリー走行3回目で大クラッシュ、マシンを大破させたことで予選出走ならず最後尾グリッド。一方でガスリーはQ2進出を果たし12番手とまずまずのポジションを得たのだが、レースではロメ・グロジャンのクラッシュに巻き込まれ、好機を生かせないまま0周リタイアとなってしまった。ハートレーはテールエンダーから抜け出せず12位完走。(Photo=Toro Rosso)

bg
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