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1/7F1第2戦バーレーンGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真)。ライバルを圧倒した開幕戦から一転、フェラーリの猛攻にあうことになったメルセデスだったが、トップ快走中に起きたシャルル・ルクレールのパワーユニットトラブルに助けられ、今季初、通算74回目の勝利を飾ることに。(Photo=Mercedes)
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2/7開幕戦では久しぶりの優勝を記録したメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真)。バーレーンの予選ではチームメイトに負けたことがなかったが、今回はわずか0.066秒及ばず4番手。「ミスが多かった」と語るように、レースでは前戦ほどの活躍はなかったが、それでも2戦連続のシルバーアロー1-2フィニッシュという形で貢献できた。ドライバーズチャンピオンシップでは、開幕戦でのファステストラップ1点が効き、ハミルトンと1点差で首位をキープ。(Photo=Mercedes)
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3/7F1キャリア2年目とは思えない落ち着きで、フェラーリ2戦目にして自身初ポールポジションを獲得したルクレール(写真)。F1記録としては、僚友セバスチャン・ベッテルの持つ最年少ポールシッター「21歳72日」に次ぐ「21歳166日」の若さでの快挙。最古参チームのフェラーリとしては、23歳でポールを取ったジャッキー・イクスの記録を塗り替えた。くしくも1950年から続くF1世界選手権の999戦目にあたるバーレーンGPで、歴代99人目のポールシッターが誕生したことになる。レースではスタートで3位まで落ちるもすぐさま2位に。チームメイトのベッテルをコース上で抜き返し1位に返り咲くや、トップで快走した。しかし非情にもパワーユニットのICE(内燃機関)にトラブルが発生。ペースダウンを余儀なくされ、初優勝ならずに3位でチェッカードフラッグを受けた。(Photo=Ferrari)
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4/7フリー走行、予選と、新加入ルクレールに後れを取ることとなった4冠王者ベッテル(写真)。予選Q2でアタックを2回しなければならず、Q3で使えるタイヤが1セットしか残らないという不運もあったが、ルクレールに次ぐ2番グリッドを死守。スタートでトップを奪ったまではよかったが、その後がいただけなかった。ハミルトンとのポジション争い中にスピン、その後フロントウイングが脱落してしまい緊急ピットインを行い、結果5位。プレッシャーがかかった時のミスがあまりにも多い、と再三メンタル面での弱さが指摘されているベッテルにとっては、その悪癖が再び露呈したかっこうとなった。(Photo=Ferrari)
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5/7昨年、ピエール・ガスリーのトロロッソが4位入賞を果たしたバーレーンということもあり、レッドブル&トロロッソのホンダ陣営は期待感をもって第2戦に臨んだが、レッドブル勢はマシンのバランスを合わせられず。特に一番やわらかいソフトタイヤで難儀した。マックス・フェルスタッペン(写真)は、ポールタイムから0.886秒遅れて予選5位、レースではベッテルの脱落にも助けられ4位入賞。ガスリーはQ2敗退の13位と後ろからのスタートを余儀なくされたものの、8位でゴールしポイントを獲得した。ホンダ勢は、トロロッソのダニール・クビアトを除く3台が入賞した。(Photo=Red Bull Racing)
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6/7トロロッソは2台ともQ2まで駒を進め、新人アレクサンダー・アルボン(写真)が予選12位、ダニール・クビアトは同15位。F1での走行経験が少ないアルボンだったが、それでも入賞圏9位で完走、初ポイントを獲得することができた。クビアトは12位完走。(Photo=Toro Rosso)
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7/7オーストラリア、バーレーンと予想外に好調だったのがマクラーレンだ。第2戦ではカルロス・サインツJr.が7番グリッド、ルーキーのランド・ノリス(写真)も2戦連続Q3に進出し9番グリッドと2台そろって好位置を獲得。レース序盤、サインツJr.が5位フェルスタッペンのレッドブルに襲いかかるシーンも見られたが、コースオフ、パンクに見舞われ後退してしまい結果19位。好走を続けたノリスは6位入賞と大健闘、初ポイント獲得と相成った。(Photo=McLaren)

bg
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