-
1/8F1第16戦トルコGPを制したメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真右から2番目)、2位に入ったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同左端)、3位でレースを終えたレッドブルのセルジオ・ペレス(同右端)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/8本来ならば鈴鹿サーキットで日本GPが行われるはずだったこの週末、母国でのお別れができなかったホンダから、日本のみならず世界のファンに向けた「ありがとう」の言葉がレッドブルのマシンに載せられた。1965年メキシコGPでホンダが初勝利を遂げた「RA272」をモチーフとした特別カラーリングでの出走であった。来季は、今季限りで撤退するホンダから「レッドブル・パワートレインズ」にパワーユニットが引き継がれ、レッドブルとアルファタウリに供給されることになっているが、2022年になってもホンダが可能な限り支援するパートナーシップを結ぶこと、またレッドブルとホンダがモータースポーツ分野で協力体制を組むことなどが10月7日に発表されている。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/8今季限りでメルセデスを離れ、来季はアルファ・ロメオに移籍することが決まっているボッタス(写真)。ルイス・ハミルトンの10グリッド降格ペナルティーのおかげで繰り上がり、第3戦ポルトガルGP以来となる今季2回目、通算18回目のポールポジションを獲得。レースでは、安定した速さで2位フェルスタッペンをまったく寄せ付けず、2020年ロシアGP以来となる今季初勝利、節目となる通算10勝目を飾ることができた。2018年に続く「チャンピオンチーム、メルセデスで未勝利」という屈辱のシーズンを避けることができた彼は、「久しぶりで気分がいいね」とレース後に笑顔で語った。(Photo=Mercedes)
-
4/8レッドブルのフェルスタッペン(写真)は2位でゴール。予選でポールタイムの0.328秒遅れの3位、ハミルトンの10グリッド降格ペナルティーで2番グリッド。「メルセデスに比べてペースが劣っている」とのコメントの通り、マシンセッティングが合わずライバルに差をつけられたが、パワーユニット交換により11番グリッドと後方からスタートしたハミルトンが5位で終わったことで、再びチャンピオンシップをリードすることができた。しかし、その差はたったの6点であり、「タイトル争いは容易ではないよ」と残り6戦に向けて気を引き締めていた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
5/8レッドブルのペレス(写真)は、予選でこそ6番グリッドとパッとしなかったが、レースになるとスタートで4位に上がり、さらに猛追するハミルトンと丁々発止とやりあいフェルスタッペンを援護。最後には3位をものにしてしまったのだからさすがである。これで2年連続でトルコGPのポディウムにのぼったことになり、今季では第7戦フランスGP以来9レースぶりの表彰台となる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
6/8金曜日から好調にトップタイムをたたき出していたメルセデスのハミルトン(写真)。予選Q3でも2位ボッタスに0.130秒差をつけ堂々1位となるも、パワーユニットのうち内燃機関(ICE)を交換したことで10グリッド降格、11番グリッド。レース前の「注意深く、でも超攻撃的なレースを」という言葉通り、序盤から次々と前車をオーバーテイクし3位まで上がるも、使い倒したインターミディエイトタイヤに見切りをつけたチームの作戦に従いピットイン、5位でレースを終えた。チームの作戦には納得がいかないようだったが、チャンピオンシップでリードを失ったとはいえ、フェルスタッペンとの差は6点しかない。(Photo=Mercedes)
-
7/8アルピーヌのエステバン・オコン(写真前)は、今回タイヤ無交換で走り切った、ただひとりのドライバーとなった。予選ではQ2落ちで12番グリッドとなるも、58周ものレースをインターミディエイトタイヤ1セットだけでこなし、10位入賞を果たした。チームメイトのフェルナンド・アロンソは、今季最高5番グリッドからスタートするも、ターン1でピエール・ガスリーのアルファタウリと接触、コースにはじき出されて大きく後退。その後はミック・シューマッハーのハースと当たってしまいペナルティーを受け、結果16位に終わった。(Photo=Alpine F1)
-
8/8スタートでターン1に入るアルファタウリの角田裕毅(写真前)。第9戦オーストリアGP以来となる4度目のQ3で10位、ハミルトンの降格ペナルティーで9番グリッドと好位置から入賞圏を走るも、10位走行中に痛恨のスピンを喫し14位でレースを終えた。序盤にハミルトンを抑えるなど見せ場を作っていただけに惜しい結果となった。チームメイトのピエール・ガスリーは、4番グリッドからスタート直後にアロンソと当たってしまいペナルティーを受けたが、それでも6位でフィニッシュし、3戦ぶりにポイントを獲得した。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
【F1 2025】第16戦イタリアGPでフェルスタッペンがポールから今季3勝目、マクラーレンの2台を下すNEW 2025.9.8 F1世界選手権第16戦イタリアGP決勝が、2025年9月7日、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァ(5.793km)を53周して行われた。レースの結果とポイントランキングを報告する。
-
「トヨタGR86」に300台の限定モデル「RZ“イエローリミテッド”」が登場 2025.9.5 トヨタ自動車が「GR86」に特別仕様車「RZ“Yellow Limited(イエローリミテッド)”」を設定。販売台数300台の限定モデルで、イエローのボディーカラーや、黒と黄で仕立てられたインテリアが特徴。ブレーキやサスペンションも強化している。
-
「スバルBRZ」の特別仕様車「STI Sportイエローエディション」登場 2025.9.5 スバルは2025年9月5日、FRスポーツカー「スバルBRZ」の特別仕様車「STI Sport YELLOW EDITION(イエローエディション)」を発表した。300台の台数限定販売で、同日から同年10月5日の期間中に全国のスバル販売店で抽選の申し込みを受け付ける。
-
100台限定! 「ディフェンダー」に冒険心をかき立てる特別仕様車が登場 2025.9.4 ジャガー・ランドローバー・ジャパンが「ディフェンダー」に特別仕様車「トロフィーエディションキュレーテッドフォー ジャパン」を設定。専用のカラーリングや、オフロードやアウトドアで役立つ機能・装備が特徴となっている。
-
「ボルボXC60」にブラックのアクセントカラーが映える特別仕様車 2025.9.4 ボルボ・カー・ジャパンは2025年9月4日、ミッドサイズSUV「ボルボXC60」に特別仕様車「XC60ウルトラB5 AWD Dark Edition(ダークエディション)」を設定。同日、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。