-
1/8F1第8戦アゼルバイジャンGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真左から2番目)、2位に入ったレッドブルのセルジオ・ペレス(同左端)、3位でレースを終えたメルセデスのジョージ・ラッセル(同右端)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/8予選3位から今季5勝目を飾ったフェルスタッペン(写真)。一発の速さではフェラーリのシャルル・ルクレール、そしてチームメイトのペレスにかなわなかったが、レースでは見違えるようなペースで力走、ペレスを2位に従えて圧勝した。今季のチャンピオンシップでは、首位のまま9点から21点にリードを拡大。さらに通算勝利数は25とになり、ジム・クラークやニキ・ラウダと肩を並べる歴代9位に。またレッドブルは通算81勝目を記録したことになり、ロータスと並び歴代5位につけた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/8レッドブルのペレス(写真)は、モナコに続きアゼルバイジャンでもチームメイトのフェルスタッペンをリードし、予選ではルクレールに次ぐ2番手。レースではスタートでルクレールを抜きトップに立つも、タイヤの使い方ではフェルスタッペンに分があり、今回はフェルスタッペンに勝利を持っていかれた。チームは今季3回目、通算では20回目の1-2フィニッシュを達成。ペレスはドライバーズランキングでルクレールを抜き2位に躍り出た。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/8バンピーなバクーのコースでは各陣営とも大なり小なりのバウンシングを経験していたが、なかでもメルセデスは特に派手にフロアを路面に打ち続け、この問題にドライバー2人とも苦戦することとなった。ストレートスピードが伸びないため、予選では2台でスリップストリームを活用する作戦に出て、ラッセル(写真)は5位、ルイス・ハミルトンは7位。レースではラッセルが今季3回目の表彰台となる3位、ハミルトンは4位でフィニッシュ。あまりに激しいバウンシングに背中の痛みを訴えていたハミルトンは、レース後にコックピットからなかなか降りられずにいた。こうした上下動の体への影響について、ドライバーからも懸念の声が上がっている。(Photo=Mercedes)
-
5/8海沿いの全開区間を除けば90度ターンなど中低速が続くバクーは、高速ターンを苦手とするアルファタウリにとっては上位入賞が見込めた場所。実際、ピエール・ガスリー(写真)が予選6位から5位入賞と今季最高の戦績を記録したのだが、8番グリッドからスタートした角田裕毅は、リアウイングのフラップの破損というトラブルに見舞われ13位となり、上位入賞のチャンスを逃してしまった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
6/8昨季のアゼルバイジャンGPで2位表彰台を獲得していたアストンマーティンのセバスチャン・ベッテル(写真)。得意のコースで今年は予選9位とまずまずのポジションを得て、さらにレースでは3つ順位を上げ、今シーズン開幕からつまずいていたアストンマーティンに6位8点を献上した。チームメイトのランス・ストロールは、予選でクラッシュし赤旗を出して19位。レースでは不調のマシンから降りるも16位完走扱い。(Photo=Aston Martin)
-
7/8初日2回目のプラクティスで4位と好スタートを切ったかに見えたアルピーヌ勢だったが、翌日の予選になると、エステバン・オコン13位、フェルナンド・アロンソ(写真)はQ3進出となるも10位と勢いに陰りがみえた。しかしレースになると、持ち前の直線スピードを生かして善戦し、アロンソ7位、オコン10位と2台そろって入賞を果たすことができた。なおアロンソはGPデビューから7771日を迎え、F1キャリア日数で記録を更新した。(Photo=Alpine F1)
-
8/8またも不運に見舞われたフェラーリのルクレール(写真)。予選ではほぼ完璧なフライングラップで4戦連続、今季6回目、バクーでは2年連続となるポールポジションを獲得。今季誰よりも速いはずのフェラーリのエースは、一方でマシンや戦略のもろさで勝利を取りこぼしており、今回もトップ走行中に白煙を上げリタイア。第3戦オーストラリアGP以来勝ち星がない。もう1台を駆るカルロス・サインツJr.も油圧系トラブルで早々に戦列を去っており、マラネロで早急な対策が必要とされているのは誰の目にも明らかであった。(Photo=Ferrari)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
日産が9世代目となる新型「セントラ」を北米で発表NEW 2025.9.25 日産自動車は2025年9月23日(現地時間)、北米で新型「セントラ」を発表した。ダイナミックなデザインや洗練された走行性能、最新のコネクティビティー、全グレード標準の全方位運転支援システムなどがセリングポイントとされる。
-
「マセラティ・グレカーレ」に“高貴な白”をまとった限定車NEW 2025.9.25 マセラティ ジャパンは2025年9月25日、「グレカーレ」に特別仕様車「Bianco Nobile(ビアンコノビレ)」を設定し、計5台の台数限定で発売した。同年10月以降に順次出荷を開始する。
-
「ホンダN-WGN」一部改良 新グレードや特別仕様車も追加設定NEW 2025.9.25 本田技研工業は2025年9月25日、軽自動車「N-WGN」を一部改良し、同年9月26日に発売すると発表した。新グレード「ファッションスタイル」を追加するとともに、「N-WGNカスタム」には特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」も設定する。
-
三菱がブラックでコーディネートした「トライトン」の特別仕様車を発売NEW 2025.9.25 三菱自動車は2025年9月25日、1tピックアップトラック「トライトン」に特別仕様車「BLACK Edition(ブラックエディション)」を設定し、同年11月6日に販売を開始すると発表した。価格は509万8500円。
-
「プジョー・リフター ロングGT」に特別な外板色をまとった限定車「キアマブルーエディション」発売NEW 2025.9.25 ステランティス ジャパンは2025年9月25日、プジョーのMPV「リフター ロングGT」に台数100台の限定車「リフター ロングGT Kiama Blue Edition(キアマブルーエディション)」を設定。同日、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
200台以上のロイヤルエンフィールドが箱根に集結! 「One Ride 2025」の会場より
2025.9.25画像・写真バイクメーカーのロイヤルエンフィールドが、ファンイベント「One Ride 2025」を世界的に開催! グローバルで4万人以上のファンが参加し、日本でも13のエリアでミーティングが催された。200台以上が集った関東エリアの会場の様子を、写真でリポートする。 -
NEW
メルセデス・ベンツS580 4MATICロング ナイトエディション
2025.9.25画像・写真2025年9月25日、内外装をブラック系のダークカラーでコーディネートした特別な「メルセデス・ベンツSクラス」が発表された。20台限定で販売される同モデル、「S580 4MATICロング ナイトエディション」の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタ・クラウン エステートRS(前編)
2025.9.25あの多田哲哉の自動車放談「クラウン」らしからぬデザインや4車種展開などで大いに話題となった、新世代のトヨタ・クラウン。そのうちの一台「クラウン エステート」に、元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんが試乗した。 -
NEW
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの
2025.9.25マッキナ あらモーダ!何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。 -
NEW
狙うは「N-BOX」超え 新型「ルークス」は日産の復活に向けた号砲か?
2025.9.25デイリーコラムフルモデルチェンジで4代目に進化した「日産ルークス」の評判がよさそうだ。2025年8月に車両概要が先行公開され、同年9月には価格も発表。あとは正式発売を待つばかり。ライバルとして立ちはだかる「ホンダN-BOX」を超えられるか。 -
新型「フェラーリ849テスタロッサ」発表イベントの会場から
2025.9.24画像・写真V8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた、フェラーリの新たなフラッグシップスーパースポーツカー「849テスタロッサ」。東京・高輪で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。