スズキ・スペーシア ベース
2022.08.26 画像・写真スズキから新型軽自動車「スペーシア ベース」が登場。キャブオーバータイプの商用車と乗用車の軽ハイトワゴンの中間に位置づけられた、仕事にも遊びにも使えて、2人がきちんと乗れるうえに荷物もたっぷり積めるという新しいコンセプトの商用車だ。内外装のディテールとともに、工夫がぎっしりと詰まった荷室のアレンジなどを写真で紹介する。
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1/45「スズキ・スペーシア ベース」は軽ハイトワゴン「スペーシア カスタム」をベースとした、FFシャシーを使った軽商用車だ。
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2/45撮影車のボディーカラーは「スペーシア ベース」専用色の「モスグレーメタリック」。
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3/45撮影車は上位グレードの「XF」で、駆動方式はFF。
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4/45すべてのドア類を開けてみる。後席右側にはパワースライドドアを装備する。
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5/45フロントグリルなどをブラックパールでペイントすることで道具感を演出。ただのブラックではなくパールとしたところがスズキのこだわりポイントだ。
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スズキ スペーシア ベース の中古車
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6/45ドアミラーもブラックパール。
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7/45ルーフレールはブラック。
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8/45ヘッドランプとリアコンビランプ(写真)は内部がブラックにペイントされる。
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9/45ホイールもブラックにペイント。ライトトラック用ではなく、乗用車用タイヤを履く。撮影車は「ダンロップ・エナセーブEC300+」だった。
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10/45「BASE」が大きくて「Spacia」が小さいエンブレムは、「スペーシア ギア」と同様のデザイン。
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11/45最大積載量は200kg。本格的に積みたい人は350kg積みの「エブリイ」を。
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12/45クオーターパネルには3本のビードがあしらわれる。
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13/45ダッシュボードの形状は「スペーシア カスタム」とほとんど変わらない。助手席前方にあるインパネアッパーボックスのふたなどに専用アクセントカラーの「グレイッシュブルー」を使っている。
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14/45ステアリングにはスズキの軽商用車では初となるチルト調整機能付き。
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15/45左のステアリングスイッチはインフォテインメントシステム用。
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16/45右はアダプティブクルーズコントロール(スズキの軽商用車初)用。
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17/45キーレスプッシュスタートシステムもスズキの軽商用車初。
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18/45前席のシートヒーターもスズキの軽商用車初(「GF」グレードは運転席のみ)。
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19/45前席用のUSBポートはタイプAとタイプCの2つが用意される。
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20/45メーターパネルは1眼式。タコメーターは備わらない。
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21/45インパネアッパーボックスのふた。現行型「スペーシア」の登場時にはスーツケースをイメージしたと説明されていた。
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22/45インパネアッパーボックスを開けてみる。
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23/45グローブボックスは別に用意されている。
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24/45インパネアッパーボックスとグローブボックスの間からはティッシュペーパーの箱にぴったりな引き出しとカップホルダーが飛び出す仕掛け。
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25/45運転席にはスズキの軽商用車では初となるシートリフターを装備。「スペーシア カスタム」がベンチシートなのに対し、「スペーシア ベース」ではセパレートシートとなる。
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26/452018年に発売されてFF系軽商用車のはしりとなったあるクルマとは異なり、助手席にもきちんと座れる。スズキの人は「あちらは硬いですからね~」と語っていた。
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27/45助手席の背もたれは前方に倒してテーブルとして使える。物が落ちにくいように外周が高くなっているほか、シボ加工が施される。
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28/45スズキの軽ではおなじみの助手席下に格納されるバケツ。
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29/454ナンバーのため後席の足元スペースはほとんどない。つくりも簡素で折りたたんで使うことが前提になっている。
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30/45背もたれを前に倒すと、背もたれの背面を座面としてベンチのように座れる。シートベルトが使えないので運転中の使用は厳禁。
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31/45座面ごと足元スペースに落とし込むと、床と一体のフラットな空間が生まれる。
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32/45「スペーシア ベース」のキラー装備であるマルチボード。写真は立てて荷室を前後に分割したところ。ボードより後ろの部分の床面長は545mmで、スーツケースを立てて2つ積める。
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33/45ボードより前の床面長は805mm。
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34/45ボードを一番高い430mmのポジションに寝かせて置いたところ。
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35/45ボードが430mmのときに後席をベンチ状態にするとデスク&チェアのように使える。外部電源を引き込むアクセサリーが用意されているので、テレワークのスペースにというのがスズキの提案。
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36/45ボードを中間の290mmにしたところ。
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37/45ボードが290mmのときに後席部分をフラットにするとあぐらをかいて座卓のように使える。
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38/45ボードを一番低い165mmにしたところ。ヘッドレストを外した運転席と助手席を目いっぱい倒すことで2人が車中泊できる。荷物はボードの下に収納できるようになっている。
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39/45荷室側面にあるクオーターポケット。もちろん反対側にも備わっている。
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40/45オーバーヘッドシェルフは前席からでも後席からでもアクセスしやすいポジション
にレイアウトされている。 -
41/45スズキの軽商用車では初採用のロールサンシェード。
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42/45前席間に備わるカップホルダー。シートをセパレートタイプにすることで実現した。
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43/45ステアリングホイール右側にある運転席用のカップホルダー。
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44/45運転席側ドアにあるカップホルダー。
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45/45ペダルの配置はご覧のとおり。パーキングブレーキは足踏み式。