-
1/8F1第18戦カタールGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真右から2番目)、2位に入ったマクラーレンのオスカー・ピアストリ(同左端)、3位でレースを終えたマクラーレンのランド・ノリス(同右端)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/8土曜日のスプリントでは、マクラーレンの新人ピアストリが初優勝を遂げたが、真のウィナーはといえば、2位でゴールし2023年のドライバーズチャンピオンを確定させたフェルスタッペン(写真中央)だった。3年連続のタイトル獲得は、ファン・マニュエル・ファンジオ、ミハエル・シューマッハー、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトンに次いで史上5人目の快挙。6戦を残しての戴冠は、2002年シーズンを席巻したシューマッハー&フェラーリに匹敵する早さである。なお日曜日以外にタイトルが確定した例は過去にあり、1987年の第15戦日本GPでは、ナイジェル・マンセルが予選で大クラッシュ、その後のセッションを欠場したことで金曜日の時点でネルソン・ピケがチャンピオンに。さらに1983年の最終戦南アフリカGPはレースが土曜日に行われており、この時もピケに栄冠が渡った。ちなみにフェルスタッペンのいまのガールフレンドは、そのピケの娘ケリーである。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/8レースのスタートでトップを走るフェルスタッペン(写真前列左)に、メルセデスの2台が並びかけ、3台が重なり合うようにターン1へ進入。ジョージ・ラッセル(同中央)とチームメイトのルイス・ハミルトン(同右)が接触、ハミルトンはコースアウトしリタイアを喫した。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/8またしても完勝したレッドブルのフェルスタッペン。金曜日の予選では今季10回目、通算30回目のポールポジションを獲得。レースではいつものとおり、スタートでトップを守るとタイヤマネジメントに徹しながら快走し、17戦して14勝目をマーク。ポールに加えファステストラップも記録する“ハットトリック”としては通算10回目で、ミハエル・シューマッハー(22回)、ルイス・ハミルトン(19回)、ジム・クラーク(11回)に続く歴代4位の記録。これでドライバーズランキング2位のセルジオ・ペレスとの間には209点ものギャップができたことになる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
5/8フェルスタッペンの後を追うマクラーレンのピアストリ(写真前から2番目)はキャリア最高の2位でレースを終えた。予選ではトラックリミット違反でタイムを抹消され6位となるも、レースではメルセデス勢が脱落したこともあって2位に躍進。暑く過酷な環境下でもゴールまでミスなく走り切り、2戦連続で表彰台にあがった。前日のスプリントでは初優勝しており、今後が期待される大型新人である。チームメイトのノリスも予選10位から3位でゴール。マクラーレンが2人そろって2戦連続でポディウムにのぼったのは、2010年のカナダGP、ヨーロッパGP以来となる。コンストラクターズランキング5位につけるチームは、11点差で4位アストンマーティンを猛追している。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
6/8メルセデスのラッセル(写真)は4位フィニッシュ。予選ではライバルのマクラーレン勢がトラックリミット違反でポジションを落としたことで、ラッセル2位、ハミルトン3位と好位置を獲得したメルセデス勢。しかしレースとなると、スタート直後にハミルトンとラッセルが同士打ちとなる最悪の幕開けとなり、やや強引なラインどりだったハミルトンはリタイア、ラッセルも緊急ピットインで最後尾に落ちながらの挽回劇となった。シルバーアローを駆る2人は、前戦日本GPでもコースに押し出すなど丁々発止とやり合っていたが、今回はハミルトンが「100%自分のせいだ」と非を認めていた。土曜日のスプリントは、ラッセルがソフトタイヤの勢いを借りてトップを走るもタイヤ性能がダウンするとペースも順位も落とし4位、ハミルトンは5位だった。(Photo=Mercedes)
-
7/8不振が続くレッドブルのセルジオ・ペレスはカタールGPを10位でゴールした。タイトルはチームメイトのフェルスタッペンに渡ったとはいえ、ドライバーズランキング2位を守り、チャンピオンシップでレッドブル1-2を達成するためには気が抜けないところ。とはいえ、金曜日の予選ではトラックリミット違反でQ2落ちとなり13位、土曜日のスプリントではもらい事故でリタイアと流れは良くなかった。レースではトラックリミット違反を3回もおかし、その度に5秒ペナルティーを受けたのだからいただけない。残り5戦、ランキング3位ハミルトンとの間にある30点差を守り切ることができるか?(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
8/8アルファタウリの角田裕毅(写真前)は15位完走でカタールGPを終えた。プラクティスがたった1時間しかないスプリントウイークにあって、角田は金曜日の予選では0.004秒差で惜しくもQ3進出は逃したものの、11位とまずまずのポジションを獲得。入賞圏目の前からスタートしたレースでは、メルセデス勢の脱落もありスタートで8位にジャンプアップするも、マシンのバランスは良いのにペースを上げられずポイント圏外に脱落。そこから抜け出すことができなかった。スプリントでは、トラックリミット違反で18位と下位からスタートし11位で完走している。チームメイトのリアム・ローソンは、予選18位から17位、スプリントは14位からスタート直後にコースアウトしリタイア。なお次戦アメリカGPではダニエル・リカルドが負傷からカムバックすることが見込まれており、そうなればローソンにとってはカタールが最後のレースになる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
マクラーレンが新型スポーツカー「McL 6GT」を発表 マニュアルトランスミッションを搭載NEW 2026.8.19 英マクラーレン・オートモーティブは2026年8月14日(現地時間)、米カリフォルニア州モントレーにおいて、新型スポーツカー「McL 6GT」を初披露した。V8エンジンにMTを組み合わせたパワートレインを採用している。
-
キャデラックがシングルシーターのコンセプトモデル「V-ONEコンセプト」を発表NEW 2026.8.19 キャデラックがコンセプトモデル「V-ONEコンセプト」を発表。ルマン24時間レースなどで活躍するレーシングカー「Vシリーズ.R」の知見を取り入れたシングルシーターのモデルで、キャデラックが追求する「パフォーマンスラグジュアリー」を表現しているという。
-
ダカールラリーの王者が公道へ 「ディフェンダー・ダカール」のデザインプレビューモデル発表 2026.8.17 英ジャガー・ランドローバーは2026年8月14日(現地時間)、米カリフォルニア州モントレーで、クロスカントリーモデル「ディフェンダー」の限定車「DAKAR(ダカール)」のデザインプレビューモデルを初披露した。
-
販売台数は150台のみ アストンマーティンがV12エンジンの限定車「ヴァレン」を発表 2026.8.17 アストンマーティンが世界限定150台のスペシャルモデル「ヴァレン」を発表。110kgもの軽量化を果たした車体に、最高出力850PS、最大トルク1000N・mの5.2リッターV12エンジンを搭載。デリバリー開始は2027年第2四半期を予定している。
-
三菱がオーストラリアとニュージーランドに新型EVを投入 2026.8.17 三菱が、オーストラリアとニュージーランドに新型電気自動車「ASX VR-e」を導入すると発表した。台湾の鴻海精密工業のグループ傘下にある鴻華先進科技からOEM供給されるコンパクトSUVで、2026年内の導入を予定している。
新着記事
-
NEW
マツダCX-5 L(4WD)【試乗記】
2026.8.19試乗記マツダの販売の中軸を担うミドルクラスSUV「CX-5」が、3代目にフルモデルチェンジ。その完成度にはどうしても期待してしまうところだが、実車の仕上がりはどうだったのか? 絶対に失敗の許されない、マツダの基幹車種の実力に触れた。 -
NEW
第125回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(後編) ―古豪復活と新勢力の出現で進むミニバンデザインの多様化―
2026.8.19カーデザイン曼荼羅帰ってきたキング・オブ・ミニバンこと新型「日産エルグランド」に、メルセデス・ベンツが世に問うた乗用MPVの「VLE」。古豪の復活とニューモデルの登場で、高級ミニバンのトレンドはどう変わるのか? オラオラ系が幅を利かすミニバンデザインの未来を考えた。 -
NEW
新型「キックス」がスマッシュヒットの日産 次なる一手のコンパクトミニバンとはどんなクルマか?
2026.8.19デイリーコラム新型「キックス」が好評の日産が、次はコンパクトミニバンの発売をプランしているという。日産の国内ラインナップには(なぜか)なかったジャンルのモデルだが、果たしてどんなクルマになるのだろうか。「シエンタ」「フリード」といった強力なライバルに、どのような武器を手に挑むのだろうか。 -
トヨタbZ4XツーリングZ(FWD)【試乗記】
2026.8.18試乗記クルマの進化か、充電インフラの進化か、それともCEV補助金拡充の効能かは定かではないが、ようやく日本の電気自動車(BEV)も普及期を迎えつつある。ことに「bZ4Xツーリング」は豊かな一充電走行距離と優れたドライバビリティーが自慢のトヨタの最新作だ。FWDモデルの仕上がりをリポートする。 -
「シフトパドル」に代わる、より優れたCVTやATの変速デバイスはありうるか?
2026.8.18あの多田哲哉のクルマQ&AAT車の手動変速装置は今、パドルタイプのものが主流になっている。今後、これに代わる変速デバイスは登場するのだろうか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんが「変速と運転の今後」について語る。 -
第342回:どうしてこんなに高いんですか
2026.8.17カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。BYDが日本の軽自動車市場に向けて独自開発した電気自動車「ラッコ」が上陸した。早速、愛車「ダイハツ・タント」の後継として検討すべく、近所のディーラーで試乗することに。果たしてその印象は?