-
1/8F1第22戦ラスベガスGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真中央)、2位に入ったフェラーリのシャルル・ルクレール(同右)、3位でレースを終えたレッドブルのセルジオ・ペレス(同左)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/8スタート直後のターン1に向けてトップを争うポールシッターのルクレール(写真先頭)と2番手スタートのフェルスタッペン(同右)。2台はそろってコースを外れ、フェルスタッペンが首位に立つも、ルクレールを押し出したということで5秒のペナルティーが科された。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/8シーズン最多勝記録を「18」に伸ばしたフェルスタッペン(写真)が高らかにガッツポーズ。高効率なエアロマシンであるレッドブルは、ラスベガスの低速コーナーでは十分なパフォーマンスを発揮しづらく、予選ではフェラーリのルクレールに0.378秒差をつけられ3番手、2番手だったカルロス・サインツJr.の降格ペナルティーによりフロントローに繰り上がった。レースではスタートで強引にトップを奪うも最初のスティントでは苦しい戦いを強いられ、ルクレールにオーバーテイクを許した。しかしその後は、スタート時の5秒ペナルティーも、またメルセデスのジョージ・ラッセルとの接触によるダメージもなんのその、最終的にはトップに返り咲きチェッカードフラッグを受けてしまうのだからさすがであった。ラスベガスGP自体には歯に衣(きぬ)着せぬ否定的なコメントで関係者をひやひやさせていたワールドチャンピオンは、優勝後「楽しいレースだった」と上機嫌に語っていた。次の最終戦アブダビGPでも勝てば、セバスチャン・ベッテルを抜き通算勝利数で単独3位に躍り出ることになる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/8フェラーリのルクレール(写真前)は今季5回目の表彰台となる2位フィニッシュ。ストップ/ゴーのラスベガス・ストリップにあって、3本のストレートと低速コーナーに強いフェラーリは初日から速く、「最初の1周目から自信があった」とルクレールが語ったほど。予選ではルクレールが今季5回目のポールポジション奪取に成功。通算では23回目となるが、過去11回のポールを優勝に結び付けられていなかった。今季初優勝を目指した決勝では、今年これまで見せたことがなかったかのような迫真の走りでレッドブルと争い、優勝こそ逃したもののファイナルラップでペレスを抜き2位の座を勝ち取った。(Photo=Ferrari)
-
5/8レッドブルのペレス(写真)は3位でゴールした。予選では、周回を重ねるたびに路面のコンディションが良化する“トラックエボリューション”を甘く見たか、Q2のアタックを早々に終えてしまったことでライバルに先を越され12位、サインツJr.の降格ペナルティーにより11番グリッドと中団に埋もれてしまった。スタートでは前方のクラッシュに巻き込まれ、修復とタイヤ交換のためにピットインを余儀なくされたものの、その後のセーフティーカーにより上位に駒を進め、一時はトップを走行。ルクレールとの激戦を制し、フェルスタッペンに次ぐ2位でチェッカードフラッグ目前に迫ったものの、最終ラップでフェラーリに抜かれてしまった。それでもペレスはチャンピオンシップ2位を確定することができ、レッドブル初の選手権1-2を決めたのは大きな成果。2戦連続でポディウムを争う戦いも見せることができ、スランプから脱したかのような印象を与えた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
6/8アルピーヌの2台は、予選と決勝でハッキリと明暗が分かれた。予選で好調だったのはピエール・ガスリーで5番手タイム、サインツJr.の降格ペナルティーで4番グリッドを獲得。一方エステバン・オコン(写真)はトラフィックに阻まれるなどしQ1敗退で17位、ランス・ストロールが黄旗追い越しの5グリッド降格ペナルティーを受け16番グリッドに沈んだ。レースではガスリーが4位をキープするも、履き替えたハードタイヤに苦しみずるずると後退、結果11位。オコンはといえば、スタートで一気に8位までジャンプアップ、チームメイトとは対照的にタイヤをうまく手なずけることに成功し4位でフィニッシュ、12点を手にした。最終戦を残し、アルピーヌは孤独なランキング6位につけており、これは昨季よりも2つダウンしたことになる。(Photo=Alpine F1)
-
7/8フェラーリのサインツJr.(写真)にとって、ラスベガスGPは不運な事故から始まった。最初のプラクティス早々に突如マシンがストップ、路面に配備されたウオーターバルブのふたが強大なダウンフォースにより吸い上げられサインツJr.のフェラーリに当たり、マシンやパワーユニットなどにダメージを負ってしまったのだ。これでパワーユニットを交換せざるを得ず、10グリッド降格のペナルティーを受けることに。ルールはルール、とはいえ不可抗力によるペナルティーに、サインツJr.は「最もアンフェアなペナルティー」と憤まんやる方なし。跳ね馬の好調さも相まってフロントローから12番グリッドに落ちたことは痛かった。それでもレースでは6位まで挽回してゴールし、ドライバーズチャンピオンシップでは6位から4位まで順位を上げた。(Photo=Ferrari)
-
8/8『機動戦士ガンダム』とのコラボレーションでも注目されたラスベガスGPでのアルファタウリ。シーズン終盤に来てポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキング7位のウィリアムズを7点差で追う勢いがあったものの、予選、決勝を通じて苦しい戦いを強いられた。角田裕毅(写真)は予選でトラフィックにつかまり、また十分温まっていないタイヤでコースオフするミスもあって最下位の20番手。ダニエル・リカルドはQ2に進むも15位、ストロールの降格ペナルティーで14番グリッドに沈んだ。レースでは、ソフトタイヤを履いてスタートした角田が12位までジャンプアップを果たし、一時はポイント圏内を走るも、ライバルと比してペースは劣っていた。角田は18位完走、リカルドも14位でレースを終えて無得点だった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
「MINIポール・スミスエディション」ガソリンエンジン搭載モデルの受注がスタート 2026.5.29 BMWジャパンは2026年5月29日、MINIブランドの特別仕様車「MINIクーパーPaul Smith Edition(ポール・スミスエディション)」について、ガソリンエンジン搭載モデルの価格を発表。同日、注文の受け付けを開始した。
-
三菱自動車が新たな中長期戦略を発表 新型「パジェロ」をシリーズ化し小型版も導入 2026.5.29 三菱自動車は2026年5月29日、2026年度から2030年代に向けた新たな中長期ビジョンを発表した。「とがった商品・ブランドの強化でお客さま満足と企業価値を向上」を方向性として掲げ、2029年度に営業利益1600億円を目指す。
-
三菱の新型クロスカントリーSUVの車名が「パジェロ」に正式決定 2026年秋に世界初公開 2026.5.29 三菱自動車は2026年5月29日、開発中の新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」とし、2026年秋に世界初公開すると発表した。「トライトン」のラダーフレームを改良して採用し、キャビンや前後サスペンションなどは専用開発となる。
-
ケータハムが専用チューンの限定車「セブン340 NÜRBURGRING EDITION(ニュルブルクリンクエディション)」を発売 2026.5.29 ケータハムカーズ・ジャパンは2026年5月29日、限定車「ケータハム・セブン340 NÜRBURGRING EDITION(ニュルブルクリンクエディション)」を導入すると発表。同日、注文の受け付けを開始した。
-
トヨタがピックアップトラック「ハイラックス」をフルモデルチェンジ 2026.5.28 トヨタがピックアップトラックの新型「ハイラックス」を発売。世界190以上の国と地域で販売されるグローバルモデルで、新型ではエクステリアをソリッドでシャープな意匠に刷新。オン・オフを問わず進化を遂げた走りや、充実した機能・装備も特徴とされている。
新着記事
-
NEW
日産リーフB7 G(前編)
2026.5.31思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産リーフ」に試乗。初代のデビューから15年余りを経て生まれた3代目はスタイリングも中身も刷新。苦境にある日産を立て直す重責を担っている。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
トヨタRAV4 GRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2026.5.30試乗記新型「トヨタRAV4」のプラグインハイブリッド車ではEV走行換算距離が約150kmにまで到達。もちろん電池容量の拡大によるところも大きいが、何よりも最新のハイブリッドシステムによる効率向上が効いている。「GRスポーツ」をドライブした印象をリポートする。 -
つまずきを糧に成功をつかみ取れ! 新型「CX-5」に宿るマツダの変革と覚悟
2026.5.29デイリーコラム既存のマツダ車とは一線を画す乗り味で、メディアをおどろかせた新型「マツダCX-5」。マツダの最量販車種は、なぜ3代目で大転換を迫られたのか? 賛否両論を巻き起こした“あのクルマ”との関係は? 新しくなったCX-5に宿る、マツダの覚悟と変革に迫る。 -
キャデラック・リリックV(4WD)【試乗記】
2026.5.29試乗記キャデラック初の電気自動車(BEV)「リリック」に、最高出力646PSのハイパフォーマンスモデル「リリックV」が登場。“ブランド史上最速”をうたう豪速SUVだが、実際に乗ってみると、高い動力性能がもたらすゆとりや心地よさにも魅力を感じる一台となっていた。 -
DS N°8エトワールAWD(4WD)【試乗記】
2026.5.28試乗記前衛を身上とするフランスのラグジュアリーブランド、DSオートモビルから、新たなハイエンドモデル「DS N°8(ナンバーエイト)」が登場。当代屈指の性能を誇る電気自動車であり、かの地では大統領専用車にも選ばれる一台の、独創の魅力に触れた。 -
「日産テラノ」がPHEVで復活 往年のビッグネームを継承するSUVの特徴を分析する
2026.5.28デイリーコラム日産自動車が「北京モーターショー2026」で、往年のビッグネームを継承する新型SUV「テラノPHEVコンセプト」を世界初公開した。初代「テラノ」で採用された「3スロット」を想起させる車両のデザインに加え、日産が新型テラノで狙うグローバル戦略に迫る。