
東京の入り口、世田谷瀬田交差点の案内標識。一体地方の人がこれで何が分かるのか!
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東京の入り口、世田谷瀬田交差点の案内標識。一体地方の人がこれで何が分かるのか!
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へんろみち保存協会の地図。ものすごい情報量に満ちている。入手方法などの詳細はhttp://www.iyohenro.jp/へ。
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遍路用の案内設備は昔からあった。今でも江戸時代、明治大正時代の遍路石があちこちに残っている。ほとんど土地のお金持ちが立てたというが、昔から優しい人は多かった。
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この赤い遍路姿が保存協会の古い案内板。これは有名な遍路転がしと呼ばれる難所にある立て札。本当に、ここからが一番きつかった。
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2009年から1年間で、急に保存協会のステッカーなども改訂されてきれいになった。これさえ発見すれば、後は怖いものはない。
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今年あたりから急に増えた外国人用英語標識。それも歩き遍路用と自転車遍路用の二つが用意されているのは、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道の標識にヒントを得たのだろう。
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これは別の団体が作ったステッカー、たしかに世界遺産にしてあげたいと思う。
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四国で困るのは、環境省を主体とした“お上”発想による「しこくの道」なる標識があちこちあることだ。これは遍路道とだいたい共通しているが、環境振興が狙いだから、遍路とは違った観光地に誘導する場合もある。しかもあらかじめ数年ぐらいしか持たないように作って、そのつど予算を計上しようという気配があるのではないかと疑りたくなる。
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「しこくの道」は標識にお金をかけない代わりに、こういうものだけにはしっかりと予算を注ぎ込む。
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これも国土交通省かどこかの官製標識。遍路の絵があるが、距離がどこからかまったく分からない。というより、誰のため、何のためのものかまったく不明。
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