
ステアバイワイヤ機構を搭載した「インフィニティG37セダン」。
-
ステアバイワイヤ機構を搭載した「インフィニティG37セダン」。
-
次世代ステアリングシステムは、ステアリングホイール裏の「フォースアクチュエーター」、3台のECU、ステアリングギア部の「アングルアクチュエーター」、ステアリングコラム上のクラッチなどで構成される。
-
ステアリングホイールへの、外乱要因による“余計な”入力を遮断することも可能だ。わだちや段差の存在はドライバーに伝わってこない。
-
ルームミラー上に設置されたカメラが車線を認識。細かな操舵を自動で行い、直進を維持する。
-
会場ではFF車用ハイブリッドシステム搭載車の試乗も行われた。テスト車は日本未導入の「インフィニティJX」。
-
FF車用ハイブリッドシステムも、「日産フーガ」などのFR車用と同様に1モーター2クラッチ方式を採用。クラッチ1はエンジン(4気筒)とモーターの間、クラッチ2はモーターとCVTの間に設置されている。
-
こちらはEV用の「非接触充電システム」のデモ。「電磁誘導方式」を採用しており、「地上送電ユニット」(車体の下に見える白い機器)から車体側の「受電ユニット」へ、文字通り非接触で電力を送る。安全性を考慮し、「日産リーフ」ならフル充電に約8時間かけるよう設定されている。
-
このシステムでは、駐車位置ズレの許容範囲は最大10cmとなかなかシビアだ。そこでパーキングアシスト機能を搭載し、適正な駐車位置に誘導する想定となっている。
『日産の新技術「ステアバイワイヤ」を試す』の記事ページへ戻る