
【スペック】E550アバンギャルド:全長×全幅×全高=4880×1855×1455mm/ホイールベース=2875mm/車重=1890kg/駆動方式=FR/5.5リッターV8DOHC32バルブ(387ps/6000rpm、54.0kgm/2800-4800rpm)/価格=1080.0万円(テスト車=1099.5万円/ガラススライディングルーフ=19.5万円)
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【スペック】E550アバンギャルド:全長×全幅×全高=4880×1855×1455mm/ホイールベース=2875mm/車重=1890kg/駆動方式=FR/5.5リッターV8DOHC32バルブ(387ps/6000rpm、54.0kgm/2800-4800rpm)/価格=1080.0万円(テスト車=1099.5万円/ガラススライディングルーフ=19.5万円)
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1947年にデビューしたW136型以来、全世界で累計1200万台以上が販売されたEクラスは、メルセデスの基幹車種。その時代の最先端テクノロジーを搭載してきたという歴史がある。
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ボディ拡大のほとんどが室内空間に充てられたというけれど、後席の足元スペースが広くなったという実感は得られなかった。従来型から十分な広さがあったということでもある。
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新型「Eクラス」の外寸は、全長4870mm(従来型比+20mm)、全幅1855mm(同+35mm)、全高1470mm(同−15mm)。ホイールベースは従来型比+20mmの2875mm。ボディが大きくなった分は、ほとんどが室内空間の拡大に充てられた。
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ダイレクトセレクトやインパネの意匠の変更は本文でふれた通り。加えて、SクラスやCクラスではおなじみ、カーナビやオーディオ、空調を操作する銀色のダイヤル、COMMANDシステムが備わった。右ハンドル仕様は、8月にも日本へ上陸する予定だという。
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リアフェンダーのポコッとした造形は、1950年代のポントン・メルセデス(W120型)がモチーフだという。やや取って付けた感も……。
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「E550アバンギャルド」の「AIRマティックサスペンション」に対し、「E350アバンギャルド」は「ダイレクトコントロールサスペンション」を採用。こちらは油圧ダンパー式であるが、オイル流量を変化させることで減衰力を最適なものにするという、凝った可変ダンピングシステムを採用している。サスペンション形式は、フロントが先代の4リンク式から3リンク式へと変更されたが、リアのマルチリンク式は踏襲した。
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「E350アバンギャルド」の3.5リッターV6は、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」(★★★★)、「E550アバンギャルド」の5.5リッターV6は「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」(★★★)を達成している。
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【スペック】E350アバンギャルド:全長×全幅×全高=4870×1855×1455mm/ホイールベース=2875mm/車重=1710kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6DOHC24バルブ(272ps/6000rpm、35.7kgm/2400-5000rpm)/価格=850.0万円(テスト車=902.5万円/コンフォートパッケージ=45.0万円/レーンキーピングアシスト=7.5万円)
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日本からの要望で、フルサイズのゴルフバッグ4個を積めるような形状にしたというトランクルーム。ただし、エアサス仕様やharman/kardonのオーディオをオプション装備した仕様は荷室がやや狭くなるため、ゴルフバッグの搭載は3個までとなる。