
【スペック】全長×全幅×全高=4845×1845×1470mm/ホイールベース=2800mm/車重=1630kg/駆動方式=FF/交流同期電動機モーター(136ps、26.1kgm)/V Flow FCスタック(136ps)/最高速度=160km/h/航続走行距離(10・15モード)=約620km
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【スペック】全長×全幅×全高=4845×1845×1470mm/ホイールベース=2800mm/車重=1630kg/駆動方式=FF/交流同期電動機モーター(136ps、26.1kgm)/V Flow FCスタック(136ps)/最高速度=160km/h/航続走行距離(10・15モード)=約620km
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ボンネットの下にはエンジンの代わりにモーターとPDU(パワー・ドライブ・ユニット)という制御装置が収まる。エンジンに比べてかなりコンパクトになるので、クルマの形は大きく変わるはず。 「FCXクラリティ」は、違和感を与えないためにわざと従来のクルマの形を残しているようにも思えた。高圧水素タンクは左右後輪の間、発電を行う燃料電池スタックとリチウムイオンバッテリーはフロアの下に配置されている。
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インテリアの繊維表皮には植物由来の新素材「バイオファブリック」が使われている。これはトウモロコシを原料にして発酵させたもので、さっくりとした肌触りはなかなかよかった。
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燃料電池車の基本的な仕組みは、燃料電池スタックで発電した電気をモーターに送り駆動するというもの。発進時や加速時には、燃料電池スタックからの電力に加えて、バッテリーからの電力も用いる。クルージング時やゆっくりとした加速の時は、燃料電池スタックからの電力だけで走り、減速時には減速エネルギーをバッテリーに蓄える。
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ボディカラーは、光によって色が変化するスターガーネットをモチーフにしたもの。FCXクラリティのボディを一粒の宝石に見立てたという。ちなみに、クラリティ(=明快の意)という車名には、未来の自動車社会に対する明快な解決策を創造するという意思が込められている。
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ホンダらしい、若々しい色遣いのインテリア。「H2ボール」のアイデアはわかりやすいと思ったけれど、そのほかのメーター類はちょっと要素が多すぎて見にくい。ま、枝葉末節の取るに足らないことではありますが。
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真ん中のブルーの丸が「H2ボール」。
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横浜の大黒水素ステーション。 全国の水素ステーションはこちら。
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FCXクラリティは、2009年1月時点で、官公庁および民間企業へのリース販売のみとなっている。ちなみに、リース価格は月額84万円(税込み)。
『ホンダFCXクラリティ(FF)【試乗速報】』の記事ページへ戻る