「VWゴルフ・トゥーラン」が高出力、低燃費にマイナーチェンジ
2007.03.22 自動車ニュース「VWゴルフ・トゥーラン」が高出力、低燃費にマイナーチェンジ
フォルクスワーゲングループジャパンは、「ゴルフ」ベースの7人乗りミニバン「ゴルフ・トゥーラン」をマイナーチェンジ。エンジンを全面的に変更し、2007年4月10日から新しいラインナップでの販売を開始する。
■全グレードTSIエンジン
今回のマイナーチェンジでもっとも大きなトピックは、新エンジンの採用である。
従来の1.6と2リッターエンジンに換わり、1.4リッターツインチャージャーエンジンを全グレードに搭載した。これは先に発売された「ゴルフGT TSI」のユニット同様、スーパーチャージャーとターボチャージャーという2つの過給器を備えることで、高出力と低燃費を実現したと謳われるものである。
トゥーラン用としては、チューニングの違いで140psと170psを用意。それぞれ「トレンドライン」「ハイライン」というグレードにあてがわれる。さらにトランスミッションもあわせて変更され、従来の6ATから2ペダルMTである6段DSGとなった。
■価格はほぼ据え置き
外観では「ジェッタ」「パサート」など、VW車のアイデンティティとなる「ワッペングリル」を採用。「ハイライン」ではさらにクロームパーツを各所に用いて高級感が演出された。
安全装備としてはABSはもちろん、ESP、ブレーキアシスト、6エアバッグなどを標準装備。坂道発進を助けるヒルホルダー機能も付与される。「ハイライン」グレードにはステアリング操作に応じて照射角を変化させるバイキセノンの「スタティック&ダイナミックコーナリングライト」も備わる。
価格は「TSIトレンドライン」が275.0万円、「TSIハイライン」が325.0万円。従来の「E」「GLi」に対して、それぞれ1.0万円安、3.0万円高と、ほぼ据え置きとなる。
(webCG 本諏訪)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |