今年の「Z」は4.5リッターV8、2007年日産モータースポーツ
2007.02.09 自動車ニュース今年の「Z」は4.5リッターV8、2007年日産モータースポーツ
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は、2007年のモータースポーツ活動の体制発表会を、2月9日に開いた。
■V6ターボからV8 NAへ
ホンダやトヨタと違い、F1をパートナー(ルノー)に任せている日産にとって、最大のモータースポーツ活動は国内のSUPER GTシリーズだ。
2003〜05年までチームタイトル3連覇を果たした日産だが、昨年は苦戦をしいられた。今年も引き続きGT500クラスに「フェアレディZ」でワークス参戦するが、エンジンをV6ターボから、「フーガ」から移植したNAのV8に変えて、V奪還を目論む。
ワークスのNISMOチームから2台、本山哲とリチャード・ライアン、ミハエル・クルムと松田次生がステアリングを握る。
加えて、HASEMI MOTOR SPORT(セバスチャン・フィリップ、柳田真孝)とTEAM IMPUL(ブノワ・トレルイエ、星野一樹)、KONDO RACING(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、荒聖治)、合計4チーム5台がエントリーする。
GT300クラスでは、2つのプライベートチーム計3台のZが参戦。日産が技術支援を行う。
そのほか、スーパー耐久シリーズやマーチカップレース、海外では中国サーキット選手権(初年度の昨年は「ティーダ」がチャンピオン)や米国のオフロードトラック選手権など、ちょっと地味目、だけど、グローバルに活動を繰り広げるという。
(webCG 有吉)
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