さほど高くない? 4ドア版「ベントレー・コンチネンタルGT」【ジュネーブショー05】
2005.03.03 自動車ニュース【ジュネーブショー05】さほど高くない? 4ドア版「ベントレー・コンチネンタルGT」
2005年3月1日、100周年を迎えた第75回ジュネーブ国際自動車ショーが、プレスデイで開幕した。フォルクスワーゲングループ傘下、初のニューモデル「コンチネンタルGT」が好調のベントレーは、その4ドアサルーンバージョン「コンチネンタル フライング スパー」を発表した。
■「コンチネンタル」は絶好調
昨2004年、6000台を超える「コンチネンタルGT」を販売し、市場によってはいまだに1年以上のウェイティングリストをもつベントレーが、ニューモデルをローンチ。コンチネンタルGTをストレッチして4ドアにした「コンチネンタル フライングスパー」がそれである。
いかにもブリティッシュな名前をもつニューベントレーは、全長×全幅×全高=5307×2118(左右ミラー間)×1479mm。ホイールベースは、クーペより30cm以上長い3065mmに延ばされた。
フォルクスワーゲングループ肝いりの6リッターW12はターボで過給され、クーペと同じ560psを発生。6ATと組み合わされ、約2.5トンのボディを、停止から100km/hまで、わずか5.2秒でもっていく。四角い印象からは意外なことに、ドラッグ係数は、CD=0.31と悪くない。
日本へは、秋口に導入されそう。価格は「GTからさほど高くない」というから、2000万円+アルファといったところか。
なお、販売好調のベントレーは、英国クルー工場に加え、ドイツはドレスデンのフェートン用工場で、フライングスパーをノックダウン生産(!)することを発表した。
(webCG青木禎之)
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