トヨタ一色に染まった日…トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル開催
2004.11.29 自動車ニューストヨタ一色に染まった日…トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル開催
2004年11月28日、三重県の鈴鹿サーキットで「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル2004」が開催された。2万4500人のモータースポーツ・ファンが訪れ、会場はトヨタ一色に染まった。
おおむね青空のもと行われた「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル2004」。ウェルカムセレモニーでは、トヨタ自動車の齋藤明彦副社長自らが今年のF1マシン「TF104」のステアリングを握り、鈴鹿サーキット・東コースを1周しグランドスタンド前に登場した。
齋藤副社長は、「F1で表彰台」と来る2005年シーズンの目標を力強く語り、開会を宣言。観客から大きな歓声がわきあがった。
コースでは、「ネッツカップ・ヴィッツシリーズ」のチャンピオン戦、「ESSOフォーミュラトヨタ」「ネッツカップ・アルテッツァシリーズ」最終戦に加え、トヨタのモータースポーツ史に刻まれた歴代のレーシングマシン、そして現在活躍するレーシングカーのデモ走行、GT300、GT500マシンによる模擬レースなどが行われた。
デモ走行には、「トヨタ2000GTタイムトライアル仕様」や「トヨタ7」、グループCカーの「TS010」、F1マシンやGTマシン、チャンプカーなどのサーキットで活躍したマシンだけではなく、パリダカに挑む「ランドクルーザー」なども出走。さらに、日本ではまず見ることのできない、NASCARクラフトマン・トラック・シリーズの「タンドラ」もエキゾーストノートを響かせた。
TF104は、トヨタのサードドライバーを務めるライアン・ブリスコがドライブ。高木虎之介がステアリングを握ったチャンプカーと抜きつ抜かれつを演じる場面も見られた。ブリスコは観衆の前で白煙を巻き上げ、ドーナッツターンを披露した。
(文と写真=KLM Photographics J)
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