メルセデスベンツ「CLKクラス」に最廉価モデルを追加

2003.10.30 自動車ニュース webCG 編集部

メルセデスベンツ「CLKクラス」に最廉価モデルを追加

ダイムラー・クライスラー日本は、メルセデスベンツの高級クーペである「CLKクラス」に、1.8リッター直4を積むエントリーグレード「CLK200コンプレッサー」を加え、2003年10月20日から販売を始めた。価格は、従来の「CLK240」を60.0万円下回る530.0万円。とはいえ、内装、外装はもちろん、エンジン能力でもCLK240と遜色のない仕上がりで、割安感が前面に現れたお得なモデルだという。

■能力維持した1.8リッターエンジン

新グレードの特徴は、1.8リッター直4DOHC搭載による低価格だ。エンジン排気量は小さいが、新設計のスーパーチャージャーを取り付け、高強度アルミニウムシリンダーヘッド/クランクケースにより軽量化。吸排気双方を抑制するバリアブルバルブタイミング機構を採用することで、総排気量の減少分を補った。最高出力は163ps/5500rpm、最大トルク24.5kgm/3500rpmと、CLK240の170ps&24.5kgmに匹敵する性能を実現した。さらに、カタログ燃費は、CLK240の9.3km/リッターに対し10.4km/リッターとなっており、経済性も優れる。

内外装、安全装備などは、CLK240とほぼ同じ。CLK240で標準装備だったバイキセノンヘッドライトやCDチェンジャーなどはオプションとなる。ステアリングは右ハンドルのみ。

(webCG 川出)

 
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