新しくなった「メルセデスEクラス」
1999.07.19 自動車ニュース新しくなった「メルセデスEクラス」(7/19)
独ダイムラークライスラーは「Eクラス」のマイナーチェンジを発表した。改良は1800個所におよぶという。
「メルセデスEクラス」のマイナーチェンジにおける特徴は、外観、内装、エンジンなど多岐にわたっている。
外観上の特徴はSクラスにならってドアミラー先端にウィンカーが埋め込まれたことをはじめ、いくつもあるが、しろうと目には従来型との区別がつきにくい微妙なものだ。内装も意匠は大きく変わらず、グレードアップがはかられている。
最大の特徴はエンジンだ。ディーゼルエンジンのラインナップが充実したのだ。新開発の5気筒および6気筒の「CDI(コモンレールディーゼル)」は、燃費、環境適合性などの面で大いに注目すべきパワーユニットだ。
新しくなった「Eクラス」が一般にお目見えするのは9月に開催されるフランクフルトショーにおいてである。このとき「CLKクーペ」のフェイスリフト版の登場もうわさされている。ただし現行「CLK」と区別がつかないほどわずかな変化にとどまる、といわれている。(報告=木村 宏)
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