ホンダ、英国工場で「CR-V」を生産
2000.04.14 自動車ニュースホンダ、英国工場で「CR-V」を生産(4/14)
本田技研工業は、ホンダ・オブ・ザ・UK・マニュファクチャリングにて、「CR-V」の生産を6月より開始すると発表した。
欧州における「CR-V」の人気は高く、アコードやシビックに次ぐ主力機種となりつつあるため、日本からの供給が追いつかない状況が続いている。「CR-V」を英国で生産することで、より確実かつ迅速な供給を確保するというもの。既に英国で生産している欧州専用設計のアコード4ドア/5ドア、同シビック5ドア/エアロデッキ(ワゴン車)に加わることで、「CR-V」は5機種目の英国生産車となる。年間約2万台を生産予定としている。
今回の決定について、欧州本部長の原田実氏は、「ヨーロッパのお客様による需要を満たすために、よりお客様に近い場所でCR-Vを生産することは、ホンダの長年にわたる経営理念とビジョンに合致しており、大変喜ばしいことである。ホンダは長期的視野をもって英国での高品質な車作りに取り組んでおり、CR-Vの生産もその中で重要な役割を果たすものである。」と述べた。
ヨーロッパにおける覇権争いで、トヨタに負けたくないホンダ。ホンダUKは、年間生産能力10万台の新工場の建設工事も進めているそうです。雇用を促進するという面から見れば、BMWのローバー売却による失業者対策にひと役かえる可能性があり、顧客はもとより英国政府に大歓迎されるというメリットがあります。(Web CGあらい)
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