日産が次世代NYタクシーをお披露目【Movie】
2012.05.31 自動車ニュース【Movie】日産が「NV200ニューヨークタクシー」を国内でお披露目
日産自動車は2012年5月29日、「日産NV200ニューヨークタクシー」を日産グローバル本社(横浜市西区)でお披露目した。同車は同日から6月10日まで、本社ギャラリーで一般公開される。
「日産NV200」は2年間にわたる選考を経て、2011年5月、ニューヨーク市のタクシー・リムジン協会によって“次世代イエローキャブ”に選定された。2013年10月からの運行を予定している。
乗客の定員は4人(後席に3人、助手席に1人)。ボディーの両側にスライドドアを備える。従来のニューヨークタクシーよりコンパクトな全長4.7×全幅1.7mのボディーと、経済性に優れた2リッター4気筒エンジンの採用により、大幅な燃費改善とCO2の削減が期待できるとしている。
NV200ニューヨークタクシーの生産は、日産のメキシコ・クエルナバカ工場が受け持つ。標準的な装備一式を含めた車両価格は約2万9700ドル(約240万円)となる見込み。
さらに日産は今後、「NV200ニューヨークタクシー」の100%電気自動車(EV)仕様の投入も予定している。それに先駆けて、6台の「日産リーフ」と3基の充電設備をタクシーオーナーとニューヨーク市に提供し、EVタクシーの使用に関するパイロットプログラムを実施する計画という。
(webCG 竹下)
■日産が「NV200ニューヨークタクシー」を国内でお披露目