「フェラーリ・カリフォルニアHS」が日本上陸
2012.04.27 自動車ニュースフェラーリ、「カリフォルニア ハンドリング スペチアーレ」を本邦初公開
2012年3月のジュネーブモーターショーで発表された「フェラーリ・カリフォルニア ハンドリング スペチアーレ」が日本に上陸し、同年5月6日まで東京・南青山のカッシーナ・イクスシー青山本店で展示されている。
2012年3月のジュネーブショーで公開された「フェラーリ・カリフォルニア」は、さまざまな点で進化を遂げている。
まず、4.3リッターのV8エンジンの最高出力が、新型エキゾーストマニフォールドの採用とECUマッピングの変更によって30ps強化の490psとされた。また、シャシーとボディーを構成するアルミの製造技法と組み立て技術の見直しにより、車重が30kg減の1830kgに抑えられた。これらのおかげで動力性能が改善され、0-100km/h加速が0.2秒短縮の3.8秒となった。
今回公開されているのは、この新型カリフォルニアに、ハンドリング性能を高めるパッケージオプションを組み込んだ「ハンドリング スペチアーレ」と呼ばれるモデルである。磁性流体ダンパー、標準型より硬めのスプリング、ギア比が約10%速められたステアリングギアなどを装備し、運動性能が高められているだけでなく、グランドツアラーとしての快適性も確保されているという。日本仕様は20インチホイールが標準で装着される。
車両価格は、標準型のフェラーリ・カリフォルニアが2390万円で、同ハンドリング スペチアーレ仕様が2480万円。2012年5月6日まで、東京・南青山にある高級家具輸入販売店、カッシーナ・イクスシー青山本店で展示されている。
(webCG 竹下)