BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表

2013.06.04 自動車ニュース 工藤 考浩
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
「BMW 3シリーズ グランツーリスモ」
「BMW 3シリーズ グランツーリスモ」 拡大

BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表

BMWジャパンは2013年6月4日、「3シリーズ」の新たなモデルバリエーション「3シリーズ グランツーリスモ」を発表。同日、販売を開始した。

BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表の画像 拡大
BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表の画像 拡大
BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表の画像 拡大
BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」を発表の画像 拡大
写真左から、独BMWエクステリアクリエイティブディレクター永島譲二氏、BMWジャパン代表取締役アラン・ハリス氏。
写真左から、独BMWエクステリアクリエイティブディレクター永島譲二氏、BMWジャパン代表取締役アラン・ハリス氏。 拡大

「3シリーズ グランツーリスモ」はクーペ風のスタイルを持つ5ドアハッチバック。
「3シリーズ ツーリング」よりも全長で20cm、ホイールベースで11cm、全高で5cm拡大され、シートポジションは約6cm高くなっている。

エクステリアは、リアに向けて下降するルーフラインと、サッシュレスドアの採用などにより、「クーペのようにエレガントでダイナミックなフォルム」(プレスリリース)が特徴となっている。
テールゲートにはBMW初となる「アクティブリアスポイラー」を装備。車速に応じて自動的に上昇し、最適なダウンフォースを確保する。
また、フロントサイドパネルに設けられた「エアブリーザー」と呼ばれるエアダクトは、フロントホイールハウスに流れこむ空気を放出し、ホイール周辺で発生する乱気流を抑えることで空気抵抗を低減する。

インテリアでは、後席のレッグスペースが3シリーズツーリングより約7cm拡大され、さらにバックレストの角度も調整可能となるなど、快適性が向上。
荷室の容量は、3シリーズ ツーリングより25リッター大きい520リッターで、40:20:40分割可倒式となる後席をたたむと、最大で1600リッターまで拡大する。

搭載されるエンジンは、2リッター直4ターボが最高出力184psと245psの、チューンが異なる2タイプと、3リッター直6ターボ(306ps)の合わせて3種類が用意され、トランスミッションは8段ATが組み合わされる。

モデルラインナップは「3シリーズ セダン」「3シリーズ ツーリング」と同様、標準モデルのほか、「スポーツ」「モダン」「ラグジュアリー」の3つのデザインラインと、「Mスポーツ」が設定される。

バリエーションの詳細と価格は以下の通り。

・320iグランツーリスモ:494万円
・320iグランツーリスモ スポーツ/モダン/ラグジュアリー:514万円
・320iグランツーリスモ Mスポーツ:543万円
・328iグランツーリスモ:599万円
・328iグランツーリスモ スポーツ/モダン/ラグジュアリー:619万円
・328iグランツーリスモ Mスポーツ:648万円
・335iグランツーリスモ:730万円
・335iグランツーリスモ スポーツ/モダン/ラグジュアリー:750万円
・335iグランツーリスモ Mスポーツ:776万円

なお、「Mスポーツ」の納車開始は2013年秋の予定。

(文と写真=工藤考浩)

 

関連キーワード:
3シリーズ グランツーリスモ, BMW, 自動車ニュース