第12戦イタリアGP決勝結果【F1 2013 速報】
2013.09.08 自動車ニュース【F1 2013 速報】第12戦イタリアGP、ベッテル今季6勝目
F1世界選手権第12戦イタリアGP決勝が、2013年9月8日、イタリアのモンツァ・サーキット(5.793km)を53周して行われた。
この週末を通じてライバルへの優位性を見せつけたレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテルがポールポジションから優勝。今シーズン6勝目を飾り、チャンピオンシップでのリードをさらに拡大することに成功した。
2位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソが入った。予選で5番手に沈んだが早くも8周目には2位まで挽回。しかしどうしても打ち負かしたい相手には既に逃げられてしまっていた。
3位はレッドブルのマーク・ウェバー。フロントローからスタートで3位に落ち、途中ギアボックスの不調に見舞われながらも1秒以下の差で最後までアロンソを苦しめた。
スタートで4番グリッドから2位にジャンプアップしたフェラーリのフェリッペ・マッサは、そのポジションをアロンソに“譲り”、ピットストップでウェバーにかわされ4位でゴール。ザウバー・フェラーリのニコ・ヒュルケンベルグが非力なマシンで予選、決勝と大健闘、3番グリッドから5位でチェッカードフラッグを受けた。
メルセデスのニコ・ロズベルグは予選順位と同じ6位、トロロッソ・フェラーリのダニエル・リチャルドもやはりグリッド位置と変わらず7位でフィニッシュした。ロータス・ルノーのロメ・グロジャンは、スローパンクチャーで後退を余儀なくされたメルセデスのルイス・ハミルトンの猛チャージを振り切り8位、ハミルトンは9位、そしてマクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンが10位に入り最後の1点を獲得した。
以下、11位キミ・ライコネン(ロータス)、12位セルジオ・ペレス(マクラーレン)、13位エステバン・グティエレス(ザウバー)、14位パストール・マルドナド(ウィリアムズ・ルノー)、15位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、16位エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)、17位シャルル・ピック(ケイターハム・ルノー)、18位ギド・バン・デル・ガルデ(ケイターハム)、19位ジュール・ビアンキ(マルシャ・コスワース)、20位マックス・チルトン(マルシャ)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップでは、トップのベッテルがポイントを222点とし、169点でランキング2位のアロンソに対し2勝分以上となる53点ものギャップを築いた。
ランキング3位のハミルトンは今回2点追加しただけで141点、同4位のライコネンに至っては無得点で134点のままと、レースのみならずタイトル争いもいよいよベッテルの独壇場になってきた。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル352点、今回2位に返り咲いたフェラーリ248点、3位に落ちたメルセデスは245点、4位ロータス191点、5位マクラーレン66点という上位の顔ぶれとなる。
(文=bg)
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