スズキが新型のシングルクラッチ式ATを開発
2014.01.14 自動車ニュース ![]() |
スズキが新型のシングルクラッチ式ATを開発
スズキは2014年1月14日、新開発のトランスミッション「Auto Gear Shift(オートギアシフト)」の概要を発表した。
オートギアシフトは、新型の5段マニュアルトランスミッションに、クラッチおよびシフト操作を自動で行う電動油圧方式アクチュエーターを組み合わせたものだ。作動系の一体性を図るため、アクチュエーターとコントローラーはひとまとめにしてトランスミッションにじか付けする事で装備。また、クラッチやシフト、エンジンを協調させる制御の工夫により、円滑な変速を実現しているという。
スズキはこのトランスミッションの特長について、マニュアルトランスミッションと同等の燃費性能や、ダイレクトなドライブ感、発進時のクリープ機能を備えることによって車庫入れ時や渋滞時にもスムーズな運転が可能な点などを挙げている。
なお、2014年2月5日からインドで開催される「デリーオートエキスポ」では、この新開発トランスミッションを搭載した新型車が公開される予定だ。
(webCG)