マクラーレンは2種類の新型スポーツカーを発表【ジュネーブショー2014】

2014.03.05 自動車ニュース
マクラーレンの「650Sスパイダー」(写真左)と「650S」。
マクラーレンの「650Sスパイダー」(写真左)と「650S」。 拡大

【ジュネーブショー2014】マクラーレンは2種類の新型スポーツカーを発表

英マクラーレンは、2014年3月4日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて、新型スポーツカー「650S」「650Sスパイダー」を発表した。

■オープンモデルも同時デビュー

最高出力“650ps”と“Sport”に由来する車名を冠する「マクラーレン650S」は、既存の「12C」と、すでに完売したフラッグシップの「P1」の中間に位置するミドシップのスーパースポーツ。ひとことで言えば12Cのハイパフォーマンス版で、12Cと同様、ボディーはクーペとリトラクタブルハードトップを備えたスパイダーが用意される。

マクラーレンの新たなデザイン言語に沿った、P1譲りの顔つきを持つボディーは、空気抵抗値は12Cと同等だが、ダウンフォースは150mph(約240km/h)走行時で24%増大しているという。

カーボンファイバー製のモノセルシャシーにミドシップされるエンジンは、12CやP1と基本的に同じ3.8リッターV8ツインターボで、12Cより50psプラスの650ps/7250rpmの最高出力と、7.9kgm強力な69.1kgm/6000rpmの最大トルクを発生。7段デュアルクラッチトランスミッションを介してのパフォーマンスは、12Cより6kg軽量化された車重1330kgのクーペで最高速333km/h、0-100km/h加速3.0秒。1370kgのスパイダーでは最高速こそ329km/hへとドロップするが、0-100km/h加速はクーペと同じ3.0秒。0-200km/h加速になると、クーペ8.4秒に対してスパイダー8.6秒とわずかに差が開く。
環境性能について言えば、欧州の複合サイクルで燃費はリッターあたり約8.5km、CO2排出量は275g/kmである。

12CやP1に採用されているアクティブエアロダイナミクスや、乗り心地とハンドリングをノーマル/スポーツ/トラックの3つのモードから選択可能な独自のプロアクティブ・シャシー・コントロール・サスペンション・システムには、さらなる改良を実施。新たにデザインされたアロイホイールには、ピレリが開発した専用タイヤを履く。

ハイパフォーマンスのみならず、高級サルーンに匹敵する乗り心地と快適性を備えたスーパーカーである650Sは、2014年春に市販開始予定という。

(文=沼田 亨)

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