第7戦カナダGP決勝結果【F1 2015 速報】
2015.06.08 自動車ニュース【F1 2015 速報】第7戦カナダGP、ハミルトン今季4勝目
F1世界選手権第7戦カナダGP決勝が、2015年6月7日、カナダはモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキット(4.361km)を70周して行われた。
前戦モナコGPでチームの計算ミスにより勝利を逃したメルセデスのルイス・ハミルトンが、得意とするモントリオールのコースでポール・トゥ・ウィンを達成。今シーズン4勝目、自身通算37勝目を飾った。
2位はメルセデスのニコ・ロズベルグ。ここまでキャリア初の2連勝中だったが、予選、決勝ともチームメイトを上回ることができなかった。
3位に入ったのはウィリアムズ・メルセデスのバルテリ・ボッタス。前を走っていたフェラーリのキミ・ライコネンのスピンにも助けられ、昨年最終戦以来となる表彰台にのぼった。
フェラーリ勢は、ライコネンが3番グリッドから4位、予選でのマシントラブルとペナルティーで後方18番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは5位まで挽回することに成功した。
予選中のパワーロスで15番グリッドと後方から出走することになったウィリアムズのフェリッペ・マッサはオーバーテイクを繰り返し6位。カナダで好調だったロータス・メルセデスは、パストール・マルドナドが予選の順位から1つ落ちて7位、ロメ・グロジャンは接触とそのペナルティーなどもあり10位でゴールした。
フォースインディア・メルセデスのニコ・ヒュルケンベルグは今季ベストグリッドの7位から8位でフィニッシュ。劣勢なパワーユニットにむちを打ち、レッドブル・ルノーのダニール・クビアトが9位で入賞した。
以下、11位セルジオ・ペレス(フォースインディア)、12位カルロス・サインツJr.(トロロッソ・ルノー)、13位ダニエル・リカルド(レッドブル)、14位マーカス・エリクソン(ザウバー・フェラーリ)、15位マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、16位フェリッペ・ナッサー(ザウバー)、17位ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ・フェラーリ)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップでは、ポイントリーダーのハミルトンが151点、2位ロズベルグは134点で、モナコで10点まで詰まったギャップが17点に開いた。3位ベッテルは108点、4位ライコネン72点、5位ボッタス57点で上位の顔ぶれ自体に変動はない。
コンストラクターズランキング首位は285点を獲得しているメルセデスで変わらず。2位フェラーリ180点、3位ウィリアムズ104点、4位レッドブル54点、そして5位には23点でロータスが上がっている。
(文=bg)