【F1 2016 速報】第10戦イギリスGP、ハミルトン4勝目
2016.07.10 自動車ニュースF1世界選手権第10戦イギリスGPの決勝が、2016年7月10日、イギリスのシルバーストーン・サーキット(5.891km)を52周して行われた。
スタート直前の通り雨もなんのその、母国の大観衆の前でメルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンを達成。今季4勝目、自身通算47勝目、イギリスGP3連勝を飾った。
2位はメルセデスのニコ・ロズベルグ。マックス・フェルスタッペンからその座を奪い返すも、終盤に起きたギアボックストラブルに肝を冷やしながら2位でゴールした。しかし、ピットから無線でトラブル解決方法の指示を受けたことがルール違反にあたる可能性があり、レース後に審議される予定である。
3位はレッドブル・タグ・ホイヤーのフェルスタッペンだった。レース序盤、路面がぬれた状態でロズベルグを抜き2位に。コンディションが好転すると再びメルセデスに先を越されてしまったが、2戦連続となる表彰台は守りぬいた。
レッドブルのダニエル・リカルドが4位、フェラーリのキミ・ライコネン5位とトップ5は予選順位のままゴール。フォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレスは6位となった。フォースインディアのもう1台、ニコ・ヒュルケンベルグは7位、トロロッソ・フェラーリのカルロス・サインツJr.は8位でフィニッシュ。フェラーリのセバスチャン・ベッテルはギアボックス交換のグリッド降格ペナルティーで11番手スタートから9位だった。そして10位にはトロロッソのクビアトが入り最後の1点を獲得した。
以下、11位フェリッペ・マッサ(ウィリアムズ・メルセデス)、12位ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)、13位フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、14位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、15位フェリッペ・ナッサー(ザウバー・フェラーリ)、16位エステバン・グティエレス(ハース・フェラーリ)、17位ケビン・マグヌッセン(ルノー)が完走した。
チャンピオンシップリーダーのロズベルグは171点、ランキング2位のハミルトンとの差は11点からわずか4点差にまで縮まった。106点のライコネンが3位に上がり、100点のリカルド、98点で3位から5位に落ちたベッテルが続く。
コンストラクターズランキングは1位メルセデス338点、2位フェラーリ204点、3位レッドブル195点、4位ウィリアムズ92点、5位フォースインディア73点となる。
【追加更新】
レース後、ロズベルグとメルセデスの無線のやり取りがルール違反に当たると判定され、ロズベルグに10秒加算のペナルティーが課された。これにより順位は、2位フェルスタッペン、3位ロズベルグとなった。またドライバー、コンストラクター両選手権のポイントも次のように変わった。ドライバーズランキング1位ロズベルグ(168点)、2位ハミルトン(167点)、6位フェルスタッペン(90点)。コンストラクターズランキング1位メルセデス(335点)、3位レッドブル(198点)。
(文=bg)
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