ケン・オクヤマ、ワンオフモデルの「Kode0」を発表
2017.08.21 自動車ニュース![]() |
KEN OKUYAMA CARS(ケンオクヤマカーズ)は2017年8月18日(現地時間)、米カリフォルニア州モントレーで開催されたヒストリックカーイベント「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、「Kode0(コードゼロ)」を発表した。
コードゼロは、1970年代のスーパーカーを現代の技術で復活させるというコンセプトの元に開発されたワンオフモデルである。カーボンファイバーを多用したボディーは1550kgと軽量で、700psを発生するV12エンジンとも相まって世界トップレベルの動力性能を発揮するという。
エクステリアデザインは、低いノーズからリアエンドに至るまでが一本の線でつながったワンモーションのシルエットが特徴となっており、競合車との差別化や空力デバイスの採用などによって複雑化する昨今のスーパーカーとは一線を画するものとなっている。またフロントまわりでは、左右のフェンダーに高輝度LEDヘッドライトを溶け込ませることで、リトラクタブルヘッドライトを連想させる“顔のない”フロントデザインを実現。ラジエーターを冷却するエアインテークはドアに内蔵されている。
リアまわりではグリーンで塗装された6基のクーリングファンが特徴で、スリムな形状のLEDリアランプによりハイデッキスタイルを強調。左右のエアアウトレットと中央下部のエキゾーストアウトレットには、歴代のKodeシリーズと同じく三角形の意匠を用いている。
開発を担ったのはKEN OKUYAMA DESIGN青山スタジオで、内製によるカーボンファイバー製ボディーパネルの製造や、NCマシンによる切削作業を含むアッセンブルはKEN OKUYAMA CARS山形ファクトリーにて行われる。製作に際しては世界各国から最高峰のコンポーネンツを集め、作業のすべてをハンドメイドで行うとしている。
(webCG)
-
NEW
メルセデス・ベンツE200アバンギャルド(FR/9AT)【試乗記】
2019.12.4試乗記最高出力184PSの1.5リッター直4ターボエンジンに「BSG」と呼ばれるマイルドハイブリッド機構を組み込んだ「メルセデス・ベンツE200アバンギャルド」のパワートレイン。効率化と高性能化をうたうこのダウンサイジングユニットの実力を確かめた。 -
NEW
一番小さな”ビーエム”と“ベンツ” 新型「1シリーズ」と「Aクラス」を比較する
2019.12.4デイリーコラムこれまでFRのハッチバック車として貴重な存在だった「BMW 1シリーズ」がFF車へと生まれ変わった。他のCセグメントのライバルとクルマとしての特性が近づいた新型1シリーズの個性はどこにあるのだろうか。「メルセデス・ベンツAクラス」との比較で考えた。 -
ボルボS60 T6 Twin Engine AWDインスクリプション(4WD/8AT)【試乗記】
2019.12.3試乗記高い動力性能を備えながら、それを過度に主張しない上品かつ控えめなキャラクターによって独特の存在感を放つ「ボルボS60」。プラグインハイブリッドシステムを搭載した「T6 Twin Engine」に試乗し、ライバルとは一線を画すプレミアムセダンの魅力に触れた。 -
第153回:26歳、まさかのフェラーリ!
2019.12.3カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。第153回は「26歳、まさかのフェラーリ!」。筆者主催のイベント「大乗フェラーリミーティング」でオーナーたちの素顔に迫る。“12気筒は世界一”を信じ、最年少オーナーが選んだ“ヤバい”モデルとは? -
第608回:鈴鹿で新たな最強伝説始まる!? 密着「メガーヌR.S.トロフィーR」のタイムアタック
2019.12.3エディターから一言2019年7月にデビューした、ルノーの高性能ハッチバック「メガーヌR.S.トロフィーR」。日本導入に先駆けて、鈴鹿サーキットでタイムアタックに挑んだのはなぜなのか? 開発陣のねらいと、ニューマシンの到達点についてリポートする。 -
『CAR GRAPHIC』2020年1月号発売 クルマ好きに薦めたい最新セダン特集
2019.12.2From Our Staff『CG』2020年1月号では、フェラーリの新型車「ローマ」と8代目「フォルクスワーゲン・ゴルフ」をフィーチャー。国内外のメーカーから発売された、話題のEVやPHVによる比較試乗記にも注目!