【東京モーターショー2017】ルノーがF1参戦40周年を記念し、スポーツモデルのみを展示
2017.10.25 自動車ニュース 拡大 |
ルノー・ジャポンは2017年10月25日、東京モーターショー2017の会場において、新型「メガーヌR.S.」をはじめとするスポーツモデル5台と、ルノーF1ショーカーを展示した。ルノーがターボエンジンで、F1に初参戦したのは1977年。今年、40周年を迎えた。
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
第45回東京モーターショーのルノーブースは、ルノーのF1参戦40周年を記念し、スポーツモデルのみの展示となった。日本初公開となる新型ルノー・メガーヌR.S.をはじめとする最新のスポーツモデルや、ルノーのモータースポーツへのパッションの象徴であるF1のショーモデルが展示された。
ルノーのスポーツモデルの開発を担うのがルノー・スポールだ。
1976年に創業し、現在はルノー・スポール・レーシングとルノー・スポール・カーズの2つからなる。今回は、ルノー・スポール・カーズのマネージングダイレクターである、パトリス・ラティ氏に話を聞くことができた。
ラティ氏はエンジニア出身で、過去にはF1のシャシー設計に携わったという経歴を持つ。彼が考える、走っていて楽しいクルマについて聞いてみると、
「それはコーナリング性能に優れ、俊敏性の高いクルマです。本当に自分が、コントロールしているんだ、と実感できるクルマですね。私たちがつくるクルマは、そんなクルマに仕上がっています。ルノー・スポールの強みは、モータースポーツ出身の人間が多いことです。モータースポーツに携わっていて難しく思うのは、コーナリングやブレーキング、加速やトラクションなど、すべて最適化していくことですが、そういったモータースポーツでの経験が、市販車をつくるうえでも役立っていると思います」。
ルノー・スポールの市販モデルには、ラティ氏のこだわりやレーシングスピリットがしっかり投影されているようだ。
また、日本市場は、ルノー・スポールにとって、フランス、ドイツに次ぐ大きなマーケットだ。日本市場での人気の高さの理由について問うと、
「日本には“違いのわかるドライバー”がたくさんいらっしゃるということがあると思います。また、山道が多く、コーナリング性能の高さを体感し、評価できる土壌があるのも大きいですね」との見解を述べ、日本市場への期待感をにじませた。
(文=スーザン史子)

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
-
6代目「スバル・フォレスター」が2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞NEW 2025.12.4 2025年12月4日、2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が開催され、「スバル・フォレスター」が同年のイヤーカーに選出された。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーには「フォルクスワーゲンID. Buzz」が選ばれている。
-
ホンダが東京・渋谷にカレー専門店「プレリュー堂」を期間限定でオープンNEW 2025.12.4 ホンダが東京・渋谷にカレー専門店「プレリュー堂」をオープン。2025年12月7日までの期間限定で「プレリュード」をイメージしたカレーを提供する。メニューを手がけたのはスパイス料理研究家の一条もんこ氏で、付属のスパイスとの組み合わせで、6種類の味を楽しめるという。
-
“究極のオフローダー”感を強めた「メルセデスAMG G63」の限定車が登場NEW 2025.12.4 メルセデス・ベンツ日本は2025年12月4日、高性能SUV「メルセデスAMG G63(ISG)」に台数150台の限定車「メルセデスAMG G63 Offroad Pro Edition(オフロードプロエディション)(ISG)」を設定し、販売を開始した。
-
改良型「レクサスUX300h」発売 より上質なインテリアを演出NEW 2025.12.4 トヨタ自動車は2025年12月4日、一部改良を施したレクサスのコンパクトクロスオーバー「UX300h」を発売した。インテリアの造形や素材の美しさを際立たせるという、64色の車内イルミネーションが新たに採用されている。
-
ホンダアクセスが新型「CR-V」用の純正アクセサリーの情報を先行公開NEW 2025.12.4 ホンダ車の純正用品を手がけるホンダアクセスが、新型「CR-V」用の純正アクセサリーの情報を公開。スポーティーで洗練されたイメージの「アーバンプレミアム」と、風格やタフなイメージを重視した「タフプレミアム」の、2つのコーディネートを提案している。
関連記事
-
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
NEW
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
NEW
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。




































