カーナビの達人2018 | その他の最新カーナビ4モデル
2017.12.01 Gear Up! 2018 Winter 拡大 |
11型大画面の取り付けができなかったクルマへの装着を可能に
アルパイン BIG X「XE11Z-HI-NR」
タブレットを意識した薄型&フラットデザインのディスプレイ
ビッグXのネーミングで車種専用の大画面ナビを展開するアルパインが新たに用意したのは、これまで11型大画面のビッグX11(イレブン)の取り付けができなかったクルマへ11型大画面の装着を可能にしたフローティングビッグX11。名前のごとく画面をフローティング構造とすることで、2DINサイズのダッシュボードへ11型大画面の取り付けを可能にした。汎用(はんよう)性が高いフローティング構造とはいえ、車種専用としているのがビッグXで、トヨタ・ハイエース/レジアスエース/ランドクルーザープラドなど、11車種の専用モデルを用意している。
11型ディスプレイはタブレットを意識した薄型&フラットデザインを採用。ディスプレイの下部にはブルーLEDを配し、大画面が浮かび上がるように見える。またフローティングの大画面ともなると振動による画面のガタつきが気になるところだが、本体に対してディスプレイを面装着することでガタつきを抑えるなど、対策は万全。それでも前後角度調整が可能だ。
ドライブ中によく使う12の機能を、声だけで快適に操作できるボイスタッチを搭載するなど、操作性も上々だ。
拡大 |
ニーズが高まるドライブレコーダーを内蔵したDシリーズ
デンソーテン ECLIPSE「AVN-D8W」
別売のバックカメラを装着すれば後方の映像も同時記録可能
東京モーターショー2017の最中に社名が富士通テンからデンソーテンへと変わったが、カーナビは従来通りECLIPSE(イクリプス)のブラント名で展開。主力のAVNシリーズは通信ユニット同梱(どうこん)のSシリーズ、ドライブレコーダー内蔵のDシリーズ、ベーシックナビのRシリーズの3シリーズに分かれるが、ここでは煽(あお)り運転を発端とした死亡事件が発生して以来一気に需要が高まっているドライブレコーダー内蔵タイプを紹介する。
ドラレコ用のフロントカメラは同梱し、カーナビ内のSDカードに映像を記録できるほか、別売のバックカメラを装着すれば後方の映像も同時記録可能。信号待ちや渋滞中に追突された時も、しっかりと記録できる。カメラは小型だからドライバーの視界を妨げないようスッキリと取り付けられるのもありがたい。フルHDの高画質で記録でき、HDR合成技術により夜間の映像も鮮明。記録した映像はカーナビのモニターで簡単に確認できるほか、スマートフォンに転送することもでき、ドライブ動画をSNSにアップするのも簡単だ。1つの画面に上下に配置したオーディオ/ナビメニューをそれぞれ単独でスクロールできるインターフェイスも独特。
拡大 |
ナビ、オーディオ、ツール、アプリの4つを1つの画面に同時に表示
クラリオン「NXV977D」
クラリオン独自のフルデジタルサウンドシステムとの連携が可能
1280×720ドットの高精細9型HDディスプレイを搭載。その画面を4つのエリアに分割してナビゲーション、オーディオ、ツール、アプリの4つを1つの画面に同時に表示できるQuad View(クアッドビュー)が独特だ。この4つのエリアは均等4分割表示ができるほか、どれか1つのエリアをメイン画面として大きく表示することもできるし、1つのエリアを画面全体に大きく表示することも可能。その切り替えはタッチ&ドラッグでスムーズにできる。ルート案内中は、オーディオ画面を大きく表示していても、案内ポイントに近づくとナビゲーションエリアが自動的に大きく切り替わる機能もある。
クラリオン独自のフルデジタルサウンドシステムとの連携が可能なのも特長。同軸デジタル出力端子を装備しており、フルデジタルサウンドのプロセッサー、Z3へ音声信号をデジタル伝送できる。この接続だとNXV977Dで再生した96kHz/24bitのハイレゾ音源はダウンコンバートせずハイレゾのままで再生可能で、より高音質で音楽を楽しむことができる。また音響調整以外のZ3のコントロールもクワッドビューディスプレイでできるなど優れた連携性をみせる。
拡大 |
DIATONE SOUND.NAVIに待望の8型大画面モデルが登場
三菱電機 DIATONE SOUND.NAVI「NR-MZ300PREMI」
サウンドもブラッシュアップが図られている
音が良いナビとして定着したDIATONE SOUND.NAVIの最新モデルに待望の8型大画面モデルが登場。音もブラッシュアップを図っており、リアルメジャーメント・サーキットテクノロジーやアドバンスドDACマスタークロックG4、プリサイス・パターニング・テクノロジー、高周波電子部品と基板銅箔(どうはく)パターン設計の最適化などの技術を盛り込み、大幅な音質向上を図った。
拡張性も充実。オールコンテンツ・インプルーブテクノロジーにより外部入力した音をピュアに再生。ハイレゾ音源を再生できるポータブルDAPを接続してもクオリティーの高い音で再生できるし、ピュアサウンドシステム拡張テクノロジーにより、外部アンプを接続する出力の音も高音質。ハイエンドオーディオとしても十分に使えるクオリティーだ。
インフォメーション機能も充実。新たに搭載したニュースリーダーという機能は音声操作&音声読み上げで、ドライブ中でもニュースを簡単かつ快適に聞くことができる。後に発売される予定の準天頂受信機との接続で従来のGPS測位よりも精度の高い自車位置測位が可能になり、レーンレベルのルート案内もできるようになるのも特長だ。
(文=石田 功)
◆カーナビの達人2018 | カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-CL901-M」
◆カーナビの達人2018 | ケンウッド 彩速ナビ Type M「MDV-M805L」
◆カーナビの達人2018 | パナソニック ストラーダ「CN-F1XD」
◆カーナビ/オーディオ/パーツ
-
NEW
トヨタ・ランドクルーザー“300”GRスポーツ(4WD/10AT)【試乗記】
2026.10.19試乗記トヨタの「ランドクルーザー“300”」にハイブリッドパワートレイン搭載モデルが登場。環境負荷低減のために牙を抜かれた……どころか、電気の力を味方に、さらに力強さを増しているから面白い。愛知県のオフロードコースで乗った印象をリポートする。 -
NEW
フェラーリが「日本上陸60周年」 記念祭から“ブランドの今とこれから”を読む
2026.10.19デイリーコラム「日本上陸60周年」を祝うファン感謝イベントを開催したフェラーリ。自動車界に燦然と輝くハイブランドは、いま何を目指しどこに行こうとしているのか? 経営トップの談話を交えながら推察してみよう。 -
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。









