スポーツカーの祭典「SHIBUYA SPORTS CAR FES 2017」開催
2017.11.24 自動車ニュース![]() |
2017年11月24日、25日の2日間、東京都渋谷区の代々木公園けやき並木で、スポーツカーの祭典「SHIBUYA SPORTS CAR FES 2017」が開催される。11月24日には、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)ドライバーの中嶋一貴と小林可夢偉、TGRアンバサダーの脇阪寿ーらをゲストに迎えてのオープニングセレモニーが行われた。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
車両の展示や同乗体験も
「代々木公園でスポーツカーカルチャーを感じる2日間」とうたわれたこのイベントを主催するのは、渋谷公園通商店街振興組合。「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を未来像として掲げ、ダイバーシティー(多様性)の推進をはじめとする、さまざまな文化を発信している渋谷を舞台に、「スポーツカーカルチャーの楽しさ、すばらしさを日本、そして世界に向けて伝えていく」ことを目的としている。
協賛はトヨタ自動車、模型メーカーのタミヤ、そしてスーパーカーエンターテインメント集団であるCAR GUY。会場にはこれらの3つの企業それぞれの、そしてコラボによるコンテンツが用意されている。
トヨタは11月21日に発表した「ヴィッツGRMN」および「86 GR」のプロトタイプから、世界ラリー選手権(WRC)や世界耐久選手権(WEC)で活躍している「ヤリスWRC」(レプリカ)や「TS050ハイブリッド」など車両8台を展示。タミヤは世界に1台の実車版(1分の1)ミニ四駆の展示のほか、電動RCカー(ラジオコントロールカー)の体験操縦コーナーを設置している。
そしてTGRとタミヤのコラボによるコンテンツが「グラビティ・ラリー」。マシンにかかるGや揺れをリアルに再現した専用シミュレーターに乗り込み、ヘッドマウントディスプレイを装着した参加者が、カメラ付きのRCカーを専用コースで操縦するというもの。つまりは10分1サイズのRCカーに自ら乗り込んでドライブするようなもので、臨場感あふれるレースの疑似体験ができるのだ。
CAR GUYは世界限定24台、アジアでは1台だけというサーキット走行専用車「アストンマーティン・ヴァルカン」をはじめ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパーカーを20台以上展示。レーシングメカニックによるタイヤ交換パフォーマンスや、抽選により代々木公園周辺道路におけるスーパーカーの同乗試乗体験なども行う。
この「SHIBUYA SPORTS CAR FES 2017」、11月25日にも開催される。開場時間は10:00~16:30で、入場は無料。ちなみに同日、代々木公園から直線距離で2kmほどの神宮外苑の聖徳記念絵画館前では、毎年恒例の「トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル in 神宮外苑」が開かれる。スポーツカーとクラシックカー見物をハシゴするのも、いいかもしれない。
(文と写真=沼田 亨)