スバルが3列シートの新型SUV「アセント」を発表

2017.11.29 自動車ニュース webCG 編集部
「スバル・アセント」
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スバルは2017年11月28日(現地時間)、米ロサンゼルスで新型SUV「アセント」を発表した。

 
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2列目シートは、写真のキャプテンシートのほかに3人掛けのベンチタイプも用意される。
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3列目シートの乗車定員は3人となっている。
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ラゲッジスペース。3列目シートの背もたれを倒すことで容量が拡大できる。
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最も大きなスバル

アセントは、北米のファミリーユーザーを主要ターゲットとして開発された、スバルの新型SUV。現時点では北米市場専用車とされている。

スバルのラインナップにおいて最大となるボディーサイズは全長×全幅×全高=4998×1930×1819mmで、ホイールベースは2890mm。最低地上高は220mmが確保される。

乗車定員は7人または8人。7人乗り仕様の2列目シートは独立型のキャプテンシートで、8人乗り仕様はベンチシートとなる。スマートフォンとの連携が可能なインフォテインメントシステムに加え、キャビンビューミラー、パノラミックサンルーフ、サンシェード、前席左右および後席の独立温度調整機能付きフルオートエアコン、ベンチレーションシートが用意されるなど、各種装備は充実。新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」による高剛性ボディーと相まって、振動や騒音を抑えた快適な移動空間を実現したとアピールされる。

パワーユニットは、新開発の2.4リッター水平対向4気筒ターボ(最高出力260hp、最大トルク376Nm)で、トランスミッションは「スポーツリニアトロニック」と名付けられたCVT。最高5000ポンド(2268kg)のトーイング性能により、キャンピングカーやボートのけん引も可能となっている。シンメトリカルAWDシステムや、悪路の走破性を高めるX-MODEなどスバルのコアテクノロジーも、その走りを支える。

アセントでは、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」と「アイサイトアシストモニター」が全車に標準装備される。さらに、リアゲートの室内側に備わるカメラと連動した「スマートリアビューミラー」により、後方の視認性向上が図られている。

スバル・アセントは今後、米国内のスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブで生産される予定。2018年初夏には販売が開始される。

(webCG)

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