フェルナンド・アロンソがトヨタからWEC 2018に参戦
2018.01.31 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2018年1月30日、TOYOTA GAZOO Racingから2018-19シーズンのWEC(世界耐久選手権)に参戦するドライバーのラインナップを発表した。フェルナンド・アロンソが新たにチームに加わることになる。
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チームは既にフランス西部自動車クラブ(ACO)へ参戦の登録を申請しており、ルマン24時間レース2戦を含む全8戦からなる2018-19シーズンに2台のハイブリッドマシンで参戦する予定。ルマン優勝と共にシリーズチャンピオンを目指す。
参戦車両は2017年シーズンの「TS050 ハイブリッド」にさらなる熟成を加えたもので、7号車のドライバーは2017年シーズンと同様、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスの3人。8号車には、セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴のほか、新たにフェルナンド・アロンソが加わる。
マクラーレンからF1に参戦しているフェルナンド・アロンソにとっては、5月に開催される開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースがWEC LMP1カテゴリーのデビュー戦となり、F1と日程が重ならないすべての2018-19シーズンのWEC全戦に参戦する予定だ。
この布陣について、TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表の村田久武氏は、「フェルナンドはWECではルーキーになるが、長年にわたるトップレベルでの活躍は周知のことであり、必ずチームに貢献してくれるものと信じている」とコメント。
アロンソも「ルマンは以前から参戦を夢見てきたレース。豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともに戦うのを楽しみにしている」と語った。
なお、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と共に5勝を挙げたアンソニー・デビッドソンは、リザーブ兼開発ドライバーとしてチームに残留する。
(webCG)