電動パワートレインを搭載した「日産セレナe-POWER」発売

2018.02.28 自動車ニュース
「日産セレナe-POWERハイウェイスターV」
「日産セレナe-POWERハイウェイスターV」拡大

日産自動車は2018年2月28日、ミニバン「セレナ」のモデルラインナップに、電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を追加設定し、同年3月1日に発売すると発表した。

パワーユニットは、発電用1.2リッターエンジンと、駆動用モーターの組み合わせ。モーターは最高出力136ps、最大トルク320Nmを発生する。
パワーユニットは、発電用1.2リッターエンジンと、駆動用モーターの組み合わせ。モーターは最高出力136ps、最大トルク320Nmを発生する。拡大
スタータースイッチやセンターコンソールのトレイなどには、ブルーのアクセントが加えられている。
スタータースイッチやセンターコンソールのトレイなどには、ブルーのアクセントが加えられている。拡大
ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドの「セレナ」とは異なり、シフトバイワイヤを採用。それに伴い、シフトセレクターの形状が変更されている。
ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドの「セレナ」とは異なり、シフトバイワイヤを採用。それに伴い、シフトセレクターの形状が変更されている。拡大
メーターパネル内にもブルーのアクセントが加えられている。
メーターパネル内にもブルーのアクセントが加えられている。拡大
「セレナe-POWER」では、モーター駆動ならではの加速の良さに加えて、ライバル車をしのぐ26.2km/リッター(JC08モード)の燃費もセリングポイントだ。
「セレナe-POWER」では、モーター駆動ならではの加速の良さに加えて、ライバル車をしのぐ26.2km/リッター(JC08モード)の燃費もセリングポイントだ。拡大
ステアリングスポークには、安全運転支援システム「プロパイロット」の操作スイッチが備わる。
ステアリングスポークには、安全運転支援システム「プロパイロット」の操作スイッチが備わる。拡大

力強い加速と高い静粛性を実現

2016年にコンパクトカー「ノート」に初採用されたe-POWERは、ガソリンエンジンは発電に徹し、タイヤの駆動はモーターのみが行うシリーズハイブリッド方式の電動パワートレインである。

セレナe-POWERに搭載されるシステムは、1.2リッターエンジン+モーターという組み合わせはノートのものと基本的に同じだが、より大きなミニバンボディーに合わせて、それぞれ仕様を変更。エンジン出力を79psから84psへとアップさせて発電量を増やしたほか、オイルクーラーを追加。モーターの性能はノートの最高出力109ps/最大トルク254Nmから、同136ps/同320Nmへと強化している。このほかバッテリーの容量も1.5kWhから1.8kWhへと拡大。モーター駆動ならではの力強い加速に加えて、車速に応じたエンジン回転制御とボディーの随所に施した防音対策による高い静粛性もうたわれている。燃費性能については、26.2km/リッター(JC08モード。「e-POWERハイウェイスターV」の数値)と公表されている。

アクセルペダルのみで加減速を行える「e-POWERドライブ」など、ノートe-POWERにも備わる機能に加えて、セレナe-POWERには新機能として「マナーモード」と「チャージモード」が用意される。マナーモードはなるべくバッテリーのみで走行して車両の内外を静かに保つ走行モードで、バッテリー残量が90%の状態であれば約2.7kmの走行が可能。一方のチャージモードは、マナーモードの使用に備えるモードで、バッテリーがほぼ満充電となるまでエンジンが発電を続ける。

外観では、ブルーのラインを備えたフロントグリルやリアサイドスポイラー、15インチアルミホイール、LEDリアコンビランプなどに専用デザインを採用。ボディーカラーは専用色の「ミントホワイトパール」など、全13種類が設定される。

インテリアでは、メーターパネル内のアクセントやセンターコンソールトレイの照明、スタータースイッチなどにブルーを採用。また、シフトバイワイヤを採用したため、セレクターは専用デザインとなっている。なお、フロア下にバッテリーを搭載する都合により、セレナe-POWERは全車が7人乗り仕様で、2列目シートは左右が独立したキャプテンシートとなる。

このほか、先進安全装備として緊急自動ブレーキや車線逸脱警報が全車に標準装備されるほか、安全運転支援システム「プロパイロット」や駐車支援システム「インテリジェントパーキングアシスト」などがオプション設定される。

ラインナップと価格は以下の通り。

  • e-POWER X:296万8920円
  • e-POWER XV:312万8760円
  • e-POWERハイウェイスター:317万8440円
  • e-POWERハイウェイスターV:340万4160円
「セレナe-POWER AUTECH」
「セレナe-POWER AUTECH」拡大

早くもAUTECHバージョンが登場

セレナe-POWERの発売に合わせて、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、AUTECHブランドのカスタマイズカー「セレナe-POWER AUTECH」を設定し、2018年3月1日に発売する。

上質さと先進性を表現したというエクステリアは、細部までつくりこんだディテールとメタリックシルバーの専用パーツが特徴。ボディーカラーは2トーンカラーを含め、全8種類が用意される。

インテリアでは、クリスタルスエード仕様のシートを採用したほか、AUTECHのアイコニックカラーであるブルーのアクセントを随所に採用している。

セレナe-POWER AUTECHの特別装備は以下の通り。

  • AUTECH専用インテリア(フロントグリル、フロントプロテクター<メタル調フィニッシュ>、サイドシルプロテクター、リアバンパー、リアプロテクター<メタル調フィニッシュ>、「AUTECH」専用エンブレム)
  • LEDヘッドランプ
  • LEDフォグランプ
  • サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードドアミラー(メタル調フィニッシュ)
  • AUTECH専用インテリア(クリスタルスエードシート<「AUTECH」刺しゅう、ブルーステッチ>、スエード調ドアトリム、スエード調インストパッド<ブルーステッチ>)
  • 専用本革巻き3本スポークステアリング(ブルーステッチ)
  • ピアノ調パワーウィンドウスイッチフィニッシャー
  • 専用センタークラスターエンブレム
  • 195/65R15 91Sタイヤ&専用15インチアルミロードホイール

価格は382万1040円。

(文=webCG/写真=小河原認)

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