1台限定の「ミツオカ・デビルマン オロチ」登場

2018.09.06 自動車ニュース webCG 編集部
「ミツオカ・デビルマン オロチ」を囲む、光岡自動車創業者の光岡 進氏(写真左)と『デビルマン』原作者の永井 豪氏(同右)。
「ミツオカ・デビルマン オロチ」を囲む、光岡自動車創業者の光岡 進氏(写真左)と『デビルマン』原作者の永井 豪氏(同右)。拡大

光岡自動車は2018年9月6日、ファッションスーパーカー「ミツオカ・オロチ」の限定車「デビルマン オロチ」を発表した。販売台数は1台で、同年9月8日から11月15日までの期間限定で注文を受け付け、複数の申し込みがあった場合は抽選で購入者を決定する。

限定1台の「デビルマン オロチ」。光岡自動車の極上中古車を基に製作された。
限定1台の「デビルマン オロチ」。光岡自動車の極上中古車を基に製作された。拡大
今回の発表会は、永井氏の誕生日にあわせて開催された。「どんな人がこのクルマに乗られるのか、とても楽しみにしています」と永井氏。
今回の発表会は、永井氏の誕生日にあわせて開催された。「どんな人がこのクルマに乗られるのか、とても楽しみにしています」と永井氏。拡大
赤と黒のツートンカラーで仕上げられたエクステリア。カラーのグラデーションは、デビルマンの“変身”をイメージしているという。
赤と黒のツートンカラーで仕上げられたエクステリア。カラーのグラデーションは、デビルマンの“変身”をイメージしているという。拡大
インテリアは基本的にベース車と変わらない。カーナビやETC車載器、バックカメラなどが標準装備される。
インテリアは基本的にベース車と変わらない。カーナビやETC車載器、バックカメラなどが標準装備される。拡大
キャビン後方には、3.3リッターのV6エンジンが搭載される。
キャビン後方には、3.3リッターのV6エンジンが搭載される。拡大
 
1台限定の「ミツオカ・デビルマン オロチ」登場の画像拡大

デビルマンをカラーで表現

デビルマン オロチは、2018年1月からNetflixオリジナルアニメとして配信されている『DEVILMAN crybaby(デビルマン クライベイビー)』とのコラボレーションにより製作された限定車。

その誕生は、劇中で主人公の乗るクルマとしてオロチが描かれていることに加えて、原作者である永井 豪氏が画業50周年を、光岡自動車が創業50周年を迎えたこともきっかけになっているという。

発表会の会場には永井氏も姿を見せ、「(自分の作品の)コラボ商品はこれまでにもたくさんあるが、自動車は初めて。本当にいいものができたと思っています」と感想を述べた。さらに「原作者の自分が買ってもよさそうなものだけれど、運転免許を持っていないので……ぜひオロチやデビルマンが好きな方に乗ったいただきたいです」などと笑顔でコメントした。

なお、オロチの生産は2014年で終了しており、今回のデビルマン オロチは、ミツオカ所有の極上中古車(走行3500km)をベースに、ワンオフで製作されている。

ベース車との違いはボディーのカラーリングで、ミツオカのデザイナー青木孝憲氏によれば、ボンネットからルーフにかけてのブラックカラーでデビルマン自身を、フロントまわりのグラデーションで“変身”を表現しているという。

価格は1968万円。2014年4月に発表された最終生産モデル(1270万円)や、生産終了後の2014年11月に発売された『エヴァンゲリオン』とのコラボモデル(1600万円)よりも高く設定されている。ミツオカによれば「採算はぎりぎり」ながら、「ミツオカの創業年(1968年)との関係もなきにしもあらず」とのことである。

納車時期は2018年12月になる見込み。

(webCG 関)

関連キーワード:
オロチ, ミツオカ, 自動車ニュース