フォルクスワーゲンが電気自動車「ID.」シリーズのシャシーを初公開

2018.09.26 自動車ニュース
「ID.」シリーズに採用される電気自動車用シャシー。
「ID.」シリーズに採用される電気自動車用シャシー。拡大

独フォルクスワーゲンは2018年9月20日(現地時間)、電気自動車「ID.(アイディ)」シリーズに使用されるシャシーを初公開した。

幅広いモデルに展開できる柔軟性が特徴

ID.シリーズはフォルクスワーゲンが開発を進めている電気自動車の商品群である。2019年に生産が開始され、2020年に最初のモデルである4ドアコンパクトカー「ID.」の発売が予定されている。このモデルについては、「ゴルフ」のディーゼル仕様とほぼ同じ価格帯になる予定で、内燃機関を省くことでかなえられた長いホイールベースにより、ひとつ上のセグメントに匹敵する車内空間を実現するという。各モデルの一充電走行可能距離は330~550km(WLTPモード)で、125kWh の急速充電システムを利用すると、30分以内に80%までの充電が可能。フォルクスワーゲンは2025年までに、年間100 万台以上の電気自動車の販売を目指すとしている。

 

今回発表されたID.用のシャシーは、既存の内燃機関搭載車のそれを手直ししたものではなく、電気自動車用に一から設計されたもので、コンパクトカーからSUV やバンに至るまで、幅広いセグメントのモデルに使用することが可能。電動モーターはリアアクスルに組み込まれており、変速機構のないギアボックスを介して車軸に駆動力を伝達する。また車両のフロア下には、バッテリーやその他のコンポーネンツを効率的に搭載。これにより優れた走行性能に寄与する最適な重量配分を実現するとともに、乗員に快適な高いシート位置を提供するとしている。

このシャシーのベースとなる「モジュラーエレクトリックドライブマトリックス(MEB)」はID.シリーズの全モデルだけでなく、フォルクスワーゲンの商用車やアウディ、セアト、シュコダなど、その他のブランドにも展開され、「グループ全体で1000 万台以上」という電気自動車の技術基盤として使用される予定となっている。

(webCG)

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