セグウェイの電動スケート「ドリフトW1」上陸

2018.09.28 自動車ニュース webCG 編集部
インストラクターによる「セグウェイ・ドリフトW1」のデモンストレーション。操作に慣れれば小回りもできるようになる。
インストラクターによる「セグウェイ・ドリフトW1」のデモンストレーション。操作に慣れれば小回りもできるようになる。拡大

タジマモーターコーポレーションは2018年9月28日、セグウェイ・ナインボットが開発した電動スケート「セグウェイ・ドリフトW1」と、電動カートのコンバージョンキット「ナインボット・ゴーカートキット ミニ プロ」を日本に導入すると発表した。ドリフトW1は同年10月中旬に、ゴーカートキット ミニ プロは2018年内に発売される。

「セグウェイ・ドリフトW1」。価格は税込みで5万9400円。
「セグウェイ・ドリフトW1」。価格は税込みで5万9400円。拡大
本体中央には大きなホイールが内蔵されている。両端にはシリコン製バンパーとアンビエントライトを装備。
本体中央には大きなホイールが内蔵されている。両端にはシリコン製バンパーとアンビエントライトを装備。拡大
「ドリフトW1」の使い方は、それぞれに足を乗せるだけ。一度乗ってしまえば、本体は逆三角形の姿勢で自立するようになる。
「ドリフトW1」の使い方は、それぞれに足を乗せるだけ。一度乗ってしまえば、本体は逆三角形の姿勢で自立するようになる。拡大
こちらはナインボットブランドの電動式ゴーカート。ホイールベースを調節することで、さまざまな体格のドライバーに対応する。
こちらはナインボットブランドの電動式ゴーカート。ホイールベースを調節することで、さまざまな体格のドライバーに対応する。拡大
「ナインボット・ゴーカートキット ミニ プロ」は、立ち乗り式の電動二輪車「ミニ プロ」の本体をリアに組み込むことでドライブできるようになる。写真はその説明用スライド。
「ナインボット・ゴーカートキット ミニ プロ」は、立ち乗り式の電動二輪車「ミニ プロ」の本体をリアに組み込むことでドライブできるようになる。写真はその説明用スライド。拡大

出掛けた先で遊べるツールを

今回発表されたドリフトW1は、“Eスケート”と呼ばれるセグウェイブランドの新製品。例えるなら「電動式のローラースケート」とでもいうべき遊具で、ユーザーは2体一対のスケートの上に左右それぞれの足を乗せて立ち、体重移動によりドリフトW1本体に内蔵されたホイールを駆動させる。最高速度は12km/hで、前進・後退のほか、重心を移すことによる旋回も可能となっている。

ドリフトW1の全長は、およそ30cm。ボディー本体はマグネシウム合金でできており、1体あたりの重量は3.5kg弱にとどまるため、人の手で持ち歩くことができる。約3時間の充電で45分程度の使用が可能だ。

価格は5万9400円。2018年10月中旬から、家電量販店をはじめとする小売店に並ぶことになる。

発表会では、タジマモーターコーポレーションの田嶋伸博 代表取締役会長兼社長/CEOがあいさつに立ち、「クルマで出掛けた先の、その場その場で楽しめるツールを提供したかった」などと、セグウェイ・ナインボットの総代理店になった経緯を説明。これに続き製品の説明を行ったセグウェイ・ナインボットのジョン・ペン APACセールスディレクターが、“サプライズ”としてナインボット・ゴーカートキット ミニ プロを紹介した。

これは、立ち乗り式の電動二輪車である「ナインボット・ミニ プロ」をカート型シャシーにドッキングさせることで電動ゴーカートにコンバージョンするキット。ホイールベースを調節すれば、子どもから大人まで運転できるようになる(身長130~190cmに対応)。また、走行モードを変更することで、最高速度は3段階(時速8km、18km、24km)に調節可能。安全に遊ぶことができるとアピールされる。

ゴーカートキット ミニ プロの国内価格は未定だが、年内には販売がスタートする見込みだという。

(webCG)

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