FIA公認のドリフト競技、今年もお台場で開催

2018.10.16 自動車ニュース
東京・渋谷のSHIBUYA109で行われたフォトセッションのひとこま。川畑真人選手(写真左から2人目)がマシンのエンジンをかけ、ギャラリーを沸かせた。
東京・渋谷のSHIBUYA109で行われたフォトセッションのひとこま。川畑真人選手(写真左から2人目)がマシンのエンジンをかけ、ギャラリーを沸かせた。拡大

イベント運営会社のサンプロスは2018年10月16日、東京都内で「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ Tokyo Drift」(以下、FIA IDC)2018年大会の記者発表会を開催し、競技の概要について説明した。

競技に出走するマシン「GReddy 35RX spec-D」。「日産GT-R」をベースに駆動方式をFRに変更。最高出力は900psと公表される。
競技に出走するマシン「GReddy 35RX spec-D」。「日産GT-R」をベースに駆動方式をFRに変更。最高出力は900psと公表される。拡大
大会2連覇を狙う川畑真人選手。現在ドリフト競技においては、日本人とロシア人のレベルが高く、今回もライバル間での接戦が予想されている。
大会2連覇を狙う川畑真人選手。現在ドリフト競技においては、日本人とロシア人のレベルが高く、今回もライバル間での接戦が予想されている。拡大

発表会で放映された、2017年大会のワンシーン。これはTSUISO(追走)と呼ばれる決勝トーナメントにあたるプログラムで、2台の対戦車両が同じコース内を同時に走り、技を競う。


	発表会で放映された、2017年大会のワンシーン。これはTSUISO(追走)と呼ばれる決勝トーナメントにあたるプログラムで、2台の対戦車両が同じコース内を同時に走り、技を競う。
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フランスのヴェルサイユ宮殿で行われた、2017年の表彰式の様子。川畑真人選手は「F1ドライバーを含む700人が出席するこの“セレブ体験”は忘れがたい。他人には絶対譲りたくないですね」と笑う。
フランスのヴェルサイユ宮殿で行われた、2017年の表彰式の様子。川畑真人選手は「F1ドライバーを含む700人が出席するこの“セレブ体験”は忘れがたい。他人には絶対譲りたくないですね」と笑う。拡大
2017年大会のダイジェスト映像における、FIAのジャン・トッド会長。FIAは、「広場とボールさえあればできるサッカー」のように、敷居の低いドリフトがモータースポーツの競技人口を拡大してくれると考えているという。
2017年大会のダイジェスト映像における、FIAのジャン・トッド会長。FIAは、「広場とボールさえあればできるサッカー」のように、敷居の低いドリフトがモータースポーツの競技人口を拡大してくれると考えているという。拡大
発表会当日、ドリフトの競技車両を載せたトラックが東京の渋谷駅周辺を走り回り、11月の大会開催をアピールした。
発表会当日、ドリフトの競技車両を載せたトラックが東京の渋谷駅周辺を走り回り、11月の大会開催をアピールした。拡大

日本人選手の2連覇なるか

FIA IDCは、レーシングカーの「滑り方の美しさ」や「操作の精密さ」を競う“ドリフト競技”の国際大会。2001年から続けられてきた「D1グランプリ」の盛り上がりをうけ、FIA公認のモータースポーツとして2017年に初開催された。

2回目にあたる今回は、東京のお台場を舞台に、14の国と地域から22人が出走を予定。昨年のチャンピオンである日本人ドライバー川畑真人選手には2連覇の期待がかかっている。

発表会にはその川畑選手も姿を見せ、「最高出力が1000ps近いハイパワーマシンを使うとあって、技量のない自分はクルマに助けてもらっています」と謙遜しながらも、「世界中からやってくるライバルのレベルは非常に高く、まったく予断を許さない状況です。集中力を切らさずに臨みたい」などと抱負を述べた。

ドリフト競技のパイオニアとしても知られる、同大会の名誉顧問・土屋圭市氏もあいさつに立ち、「ドリフトは、誰が最も五感にうったえる走りができるかを競う“クルマのフィギュアスケート”。日本発祥のモータースポーツ、つまり日本のお家芸ということもあり、少なくともこの先2~3年は日本人ドライバーにトップの座を守ってほしい」などとコメントした。

FIA IDCの2018年大会は、2018年11月2日の車検を経て、11月3日(練習走行)と11月4日(決勝)の2日にわたって開催される。11月3日には同じ台場の特設コースで、D1グランプリ2018年シーズンの最終戦も行われる予定だ。

(文と写真=関 顕也)

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