日産カルロス・ゴーン会長が不正行為、逮捕へ

2018.11.19 自動車ニュース

日産自動車は2018年11月19日、「当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について」と題する緊急プレスリリースを発表した。

以下が、日産のプレスリリース原文。

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は、内部通報を受けて、数カ月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーンおよび代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。

その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。

そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。

当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。

内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長および代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

このような事態に至り、株主の皆さまをはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くおわび申し上げます。早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めて参る所存であります。

以上がプレスリリースとなる。

ゴーン氏は、1954年ブラジル生まれ。1996年にルノー入社。1999年、日産とルノーの資本提携によってルノーの副社長であった同氏が日産の代表取締役最高執行責任者となり、翌2000年に同社取締役社長兼最高執行責任者に就任。2001年6月から取締役社長兼最高経営責任者となり、2003年に取締役共同会長兼社長最高経営責任者となり、日産の再建を進めた。2005年にはルノー取締役社長、最高経営責任者にも就いた。現在は、ルノーの取締役会長兼社長、最高経営責任者、三菱自動車の取締役会長および日産自動車の取締役会長を務めている。

同社の今後の具体的な動きに関し、現状では未発表である。またアライアンス各社がどのような対応をみせるのか、今後が注目される。

(webCG)

日産自動車の取締役会長カルロス・ゴーン。
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