これまでの概念にとらわれない内容で“われわれの未来”を示すイベントに【東京モーターショー2019】
2019.09.26 自動車ニュース![]() |
日本自動車工業会(自工会)は2019年9月26日、「第46回東京モーターショー2019」(開催期間:2019年10月23日~11月4日)に関する説明会を東京都内で開催した。
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東京モーターショーに関する公式な概要説明は、同年7月30以来となる2回目。今回は、会場各所での展示内容がより具体的に示された。
既報の通り、第46回東京モーターショーは、従来の東京・有明エリアに加え、青海エリアを新設する形で開催される。会場は、ほぼ1カ所に集約されていたこれまでとは異なり、計4カ所に分散して展開。「AOMI EXHIBITION(東京ビッグサイト 青海展示棟)」「FUTURE EXPO(MEGA WEB)」「ARIAKE EXHIBITION(東京ビッグサイト 西・南展示棟)」「DRIVE PARK(TFTビル横 駐車場)」の各所で、自動車関連メーカーに限定されないコラボレーションにも取り組み、趣向を凝らした展示や体験型イベントが実施される予定だ。
会場ごとのメーカーブースや見どころとなるコンテンツは以下の通り。
■AOMI EXHIBITION(東京ビッグサイト 青海展示棟)
- 各メーカー展示ブース(トヨタ/スバル/ダイハツ/いすゞ/日野/三菱ふそう/UDトラックス)
- クルマに関わる職業体験ができる、キッザニアとのコラボ企画(トヨタ/日産/ホンダ/三菱/マツダ/スバル/ダイハツ/日野/JTEKT/KDDI)
■FUTURE EXPO(MEGA WEB)
- 日本の未来像の紹介
- 空飛ぶクルマ(NEC)
- 新モビリティーAPM(トヨタ)
- EVでつながる未来の提案(日産)
- 都市と未来のモビリティー体感(パナソニック)
- 最新技術を使った未来のスポーツ観戦(NTT、富士通、トヨタ)
- 顔認証決済店舗<無人コンビニ>の体験(NEC)
- 自動運転車両体験(東京都)
- 燃料電池車展示(ホンダ)
- 月面探査車 有人与圧ローバ展示(トヨタ)
- 月探索技術の紹介(ispace)
- 超小型衛星「G-SATELLITE」関連企画
- SAMURIZE from EXILE TRIBEのダンスパフォーマンス
- eモータースポーツ大会開催
■ARIAKE EXHIBITION(東京ビッグサイト 西・南展示棟)
- 各メーカー展示ブース(レクサス/日産/ホンダ/スズキ/三菱/マツダ/メルセデス・ベンツ/スマート/BMWアルピナ/ルノー/アルピーヌ/ヤマハ/カワサキ/アディバ)
- 日本スーパーカー協会展示ブース
■DRIVE PARK(TFTビル横 駐車場)
- 最新乗用車および二輪車の試乗体験
- 働くクルマ図鑑ステージ
- ドリフト同乗体験
- ドローンレース
- 東京オートサロン連携イベント
- 著名人によるステージイベント(ピストン西沢/ヒロミ/横山 剣/小峠英二/テリー伊藤/ゴスペラーズ)※敬称略
概要の説明にあたった長田 准 モーターショー特別委員会委員長は「今回は、従来のモーターショーの概念で開催するのではなく、われわれの社会がこれからどうなるのか、未来の生活はどういうものかを提案するイベントにしたい」とコメント。7月時点よりも参加企業や団体が増えて187社になったことや、高校生以下の入場料が無料になることにも触れつつ、イベント成功に向けての熱意を示した。
第46回東京モーターショーの来場者数は、2017年の前回記録された77万1200人を超えることが期待されている。
(webCG)
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