軽のプラットフォームに1リッターエンジンを搭載 スズキの新型SUV「エスプレッソ」登場

2019.10.01 自動車ニュース webCG 編集部
スズキ・エスプレッソ
スズキ・エスプレッソ拡大

スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディアは2019年9月30日(現地時間)、新型の小型SUV「S-PRESSO(エスプレッソ)」を発売した。

 
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スズキ・エスプレッソは、「エスクード」などに代表されるスズキSUVの流れをくむデザインを採用したコンパクトSUVである。

ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=3565×1520×1549/1564mm(全高はグレードによって異なる)で、ホイールベースは2380mm。ボディーサイズが示す通り、軽自動車用のKプラットフォームを採用している(軽規格よりはわずかに大きい)。

パワーユニットは最高出力68PS/5500rpm、最大トルク90N・m/3500rpmの1リッターガソリンエンジン。コンパクトボディーとの組み合わせにより、低燃費と高い走行性能を実現し、2020年4月に導入されるインドの新たな排ガス規制(BS6)に対応した。

エクステリアは存在感のあるフロントバンパーに台形をモチーフとしたフロントグリルや、ウインカーをつかむように配置したヘッドランプを組み合わせることで力強くタフな印象に。フロントからリアにかけてのデザインイメージを統一することで、どの角度から見てもひと目でエスプレッソと認識できるようにしたという。

インテリアには丸型のセンターコンソールを採用し、先進性を印象づけるデジタル表示のセンターメーターをレイアウト。室内空間を最大限に確保しながら、大型のスーツケースも収納できる荷室スペースを設けている。

スズキによれば、2018年のインド乗用車市場は約337万台で、そのうち約6割を全長4m未満のコンパクトカーが占めている。エスプレッソのターゲットである若年層は車両購入に際してデザインを重視する傾向が強く、デザイン性の高いモデルを投入することで、新規需要の獲得を狙うという。

エスプレッソの生産はマルチ・スズキのマネサール工場が担当。同社のアリーナ店を通じて販売する。

(webCG)