「ポルシェ・タイカン」のエントリーグレード「4S」登場 一充電あたりの航続可能距離がシリーズ最長の463kmに

2019.10.15 自動車ニュース webCG 編集部
ポルシェ・タイカン4S
ポルシェ・タイカン4S拡大

独ポルシェは2019年10月14日(現地時間)、新型EV「タイカン4S」を発表した。先に登場した「タイカン」シリーズの「ターボ」「ターボS」に続く3番目のラインナップで、タイカン4Sはエントリーモデルという位置付けになる。

サッシュレスの4ドアデザインが採用されたポルシェ初のEV「タイカン」シリーズ。
サッシュレスの4ドアデザインが採用されたポルシェ初のEV「タイカン」シリーズ。拡大
「タイカン4S」はインテリア素材にパーシャルレザーを用いている。
「タイカン4S」はインテリア素材にパーシャルレザーを用いている。拡大
「タイカン4S」の追加により、同車は3モデルのラインナップとなった。
「タイカン4S」の追加により、同車は3モデルのラインナップとなった。拡大

今回発表されたタイカン4Sには標準で最高出力530PS、一充電あたりの航続距離407km(WLTPに準拠)を実現する総容量79.2kWhの「パフォーマンスバッテリー」を搭載。ターボ、ターボSに搭載される総容量93.4kWhの「パフォーマンスバッテリープラス」もオプション装着が可能で、同バッテリーを搭載した場合には最高出力571PS、一充電あたりの航続距離463km(WLTPに準拠)となる。

パフォーマンスバッテリーおよびパフォーマンスバッテリープラスのどちらを搭載した場合でも、0-100km/h加速タイム4.0秒、最高速250km/hという実力を披露するという。

エクステリアでは、フロント中央下部に開口部を有するフロントエプロンや、ブラック仕上げのサイドシルとリアディフューザー、19インチの「タイカンSエアロホイール」とレッドに塗装されたブレーキキャリパーなどの採用により、前述の2モデルと差異化を図っている。

インテリアでは、パーシャルレザーの内装と8ウェイ電動調節機能を備えたフロントコンフォートシート、ダッシュボード中央に10.9インチインフォテインメントディスプレイを標準装備し、パッセンジャーディスプレイをオプションで用意する。

日本への導入時期や価格は発表されていない。

(webCG)

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